ボブ・マーリーの人気おすすめアルバムランキング:第3位~第1位
第3位.「Natty Dread」
発売日:1974年10月25日
おすすめ曲:Natty Dread
【収録曲】 01. Lively Up Yourself 02. No Woman, No Cry 03. Them Belly Full (But We Hungry) 04. Rebel Music (3 O`clock Roadblock) 05. So Jah Say 06. Natty Dread 07. Bend Down Low 08. Talkin` Blues 09. Revolution 10. Am-A-Do |
オリジナルメンバーのピーター・トッシュとバニー・ウェイラーが脱退した後に録音されたアルバム。
ギタリストにアル・アンダーソンなどが加入、またリタ・マーリー(ボブ・マーリーの妻)の参加するコーラストリオ、アイ・スリーも録音に加わります。
本アルバムで初の全英アルバムチャートインを果たし、「ボブ・マーリーの最高傑作であり、レゲエのアルバムとしては究極の作品」との評価もあります。
名曲「No Woman, No Cry」が収録されており、その他の楽曲と合わせて、社会的、政治的なメッセージを含みながらも革命へと導く流れによって、レゲエ本来の意味を明確にしたアルバムだと思います。
第2位.「Catch a Fire」
発売日:1973年
おすすめ曲:Concrete Jungle
【収録曲】 (Disc1) 01.Concrete Jungle 02.Stir It Up 03.High Tide Or Low Tide 04.Stop That Train 05.400 Years 06.Baby We’ve Got A Date (Rock It Baby) 07.Midnight Ravers 08.All Day All Night 09.Slave Driver 10.Kinky Reggae 11.No More Trouble (Disc2) 01.Concrete Jungle 02.Slave Driver 03.400 Years 04.Stop That Train 05.Baby We’ve Got A Date (Rock It Baby) 06.Stir It Up 07.Kinky Reggae 08.No More Trouble 09.Midnight Ravers |
記念すべきボブ・マーリー世界デビューアルバムです。
当時のジャマイカ・キングストン郊外のトレンチタウン(スラム)での暮らしを歌った「Concrete Jungle」などが収録されています。
貧困に苦しむ下層部の黒人達の想いを代弁するかのような叫びは、カリブ、アフリカからの移民など第三世界の人々に圧倒的な指示を受け、ボブ・マーリーは瞬く間に英雄になります。
また社会的な歌詞やメッセージと、攻撃的な音やレゲエのリズムは全世界の多くのリスナーに衝撃を与えました。
今までに聴いた事の無い未知の音楽が世界を席巻した、そんな歴史的にも大きな意義を持つアルバムです。
レゲエを聴くなら必聴の一枚です!
第1位.「Live !」
発売日:1975年12月5日
おすすめ曲:No Woman, No Cry
【収録曲】 01.Trenchtown Rock 02.Burnin’ and Lootin’ 03.Them Belly Full (But We Hungry) 04.Lively Up Yourself 05.No Woman, No Cry 06.I Shot the Sheriff 07.Get Up, Stand Up 08.Kinky Reggae |
ボブ・マーリーおすすめアルバムNo.1は、この「Live!」です。
スタジオ録音のオリジナル版ではなく、ライヴ収録のこのアルバムです。
やはり何と言っても臨場感とボブ・マーリー&ザ・ウェイラーズの演奏技術、能力の高さがひしひしと感じることが出来ます。
ライヴ録音ならではですね。
1975年7月19日、ロンドンのライシアム・シアターでのライヴが収録されています。
前日の同ライヴで観客から「No Woman, No Cry」の合唱が自然発生し、その会場の盛り上がりを見たプロデューサーだったクリス・ブラックウェルがライヴアルバム発売を思い立ち、二日目の公演を録音したのがこのアルバムです。よくぞ残してくれました。
普段、公平さを欠きそうなので、ライヴアルバムは対象から除外していたのですがこれだけは外せませんでした。
レゲエとは何か、これを聴けば分かるという位の名盤です!
ランキングまとめ
ボブ・マーリーの人気のおすすめアルバムランキングトップ10は以下の結果でした!
1位. 「Live !」
2位. 「Catch a Fire」
3位. 「Natty Dread」
4位. 「Exodus」
5位. 「Burnin’」
6位. 「Uprising」
7位. 「Rastaman Vibration」
8位. 「Survival」
9位. 「Confrontation」
10位. 「KAYA」
【編集後記】
冒頭で触れた通り、今ではレゲエは幅広く認知され、色々な意味で使われたりもしています。
逆に言えばドレッドヘアーにして、オフビートの曲を演奏すればそれだけでもうレゲエ。
いぇーい!って感じですよね。・・・えっ、そうなの?
音楽だけにとどまらず、カルチャー的にも大きな影響を与えました。
ドレッドヘアー然り、ラスタカラー然り。
漫画家「ねこぢる」もその著書『ねこぢるうどん』の中で、ドレッドヘアーの浮浪者を登場させ「あっ、マーリーだ!」と表現したりしてました。
そういえば。・・・なかなかのセンス。
実際、ボブ・マーリー以降のレゲエも多様に変化していきました。
ルーツレゲエからダンスホール・レゲエ、ラヴァーズ・ロック、ダブ・ポエトリーなどと枝分かれ的に変化します。
またその伝わり方も各国様々で、その国ならではの解釈や流行が起こりました。
それだけ影響力が強かった証明のようなものでしょうか?
今のレゲエと言われるブームや括りを否定する気はサラサラありません。
そりゃあレゲエに限らず、何も知らずに色々とブームに乗ってた頃がありましたから。いやいや恥ずかしながら。
まぁ、人のこたぁとやかく言えないってコトっすね。
ボブ・マーリー。名前は知ってる。
けれどあまりちゃんと聴いたことはない。
そんな人の為にも少し本来のレゲエを知る道標になればと思います。
最後にラスタファリズムのきっかけとなる人物、マーカス・ガーベイ(黒人民族主義の指導者、ジャマイカの国民的英雄)の言葉。
「自らの歴史、起源、文化について知らないのは、根のない樹のようなものだ。」
人生いくつになっても勉強ですね。反省。
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