Mr.Children「youthful days」歌詞のセクシーな意味を考察する【アンティーク 主題歌】

国民的ロックバンドとして、今もなお第一線で活躍し続けるMr.Children(ミスターチルドレン)。
アルバムが発売されるたびにコンサートを開催し、多くのファンの心を鷲掴みにしています。

そんなミスチルのコンサートの定番曲であり、盛り上がると話題なのが「youthful days」という楽曲です。

イントロの爽やかなギターそろから、ブリッジ部分のセクシーな歌詞と、それとは対照的なドラムの迫力、そしてサビの心地良いメロディ。
若々しい男女の関係がメロディとサウンドにマッチしていて、ライブでもかなり盛り上がる楽曲です。

今回はそんなMr.Childrenの人気曲「youthful days」の歌詞の意味と解釈を通して、楽曲の世界観を考察していきます。


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Mr.Children「youthful days」楽曲詳細

Toysfactoryレコード
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・リリース日:2001年11月7日
・リリース形態:シングル
・収録アルバム:IT’S A WONDERFUL WORLD
・作詞作曲者:桜井和寿
・タイアップ:フジテレビ系ドラマ『アンティーク 〜西洋骨董洋菓子店〜』主題歌(出演:滝沢秀明、椎名桔平)
・売上枚数:699,270枚

タイアップは、フジテレビ系ドラマ『アンティーク 〜西洋骨董洋菓子店〜』主題歌です。

実はこのドラマでは、主題歌の他にミスチルの過去のが曲が挿入歌として起用されるなど、ドラマ内の楽曲がすべてミスチルの楽曲で構成されているという異例のドラマなんです!

当時のミスチルの人気を考えるとうなづける部分もあるのですが、現在だと金銭的な部分で制作側の負担がでかすぎて難しいのでしょうか…笑

そんなドラマの主題歌として起用されているのが「youthful days」です。
チャート的には当時のミスチルを考えると物足りない部分があったのかもしれませんが、それでもオリコン週間1位や、累計売上が前作を大幅に上回るなど、さすがミスチルというヒットとなりました。

このあとは、そんな「youthful days」の歌詞を深掘っていきます!!

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Mr.Children「youthful days」歌詞に込められた意味を考察する

まずは、「youthful days」というタイトルの意味について解説します。

「youthful」とは「若々しい」という意味で、「days」は「日々」になります。
「若々しい日々」と訳すことができ、恐らく若い男女二人の恋愛模様を描いているのだと予想することができますね。

楽曲全体を聞いても、若い二人の恋愛模様がとてもわかります。
笑い合って楽しげな二人と、常に別れと隣り合わせの「不安」も描かれているので、そこにも注目ですね!

さてここからは、歌詞の詳細を解説していきたいと思います!

「にわか雨が通りすぎってた午後に 水溜まりは空を映し出している
二つの車輪で僕らそれに飛び込んだ 羽のように広がって水しぶきが上がって
君は笑う 悪戯にニヤニヤと 僕も笑う 声を上げゲラゲラと」

まずは、冒頭Aメロのこちらの歌詞からです。
先ほどお伝えした通り、幸せそうな若い男女の情景が浮かびます。
水溜まりに車輪でダイブするというちょっとした「背徳感」から彼女は悪戯っぽく笑っているのでしょう。
それに対して、自分はとにかく君といるのが楽しく楽しくて仕方がないようなゲラゲラした笑いなのだと思います。

Aメロということもあり、とてもその情景が浮かびやすい歌詞ですね!
メロディとの調和もよく、心にスッとイメージが湧いてきます。

「歪んだ景色に取り囲まれても 君を抱いたら不安は姿を消すんだ」

さて、Bメロです。
ここで「不安」という言葉が出てきます。

その前に「歪んだ景色に取り囲まれても」というところですが、恐らくこれは二つの意味があり、一つは世の中や生活、社会に対して感じているモヤモヤ、そしてもう一つは彼女との関係のことを指しているのだと思います。

歪んで見えるほど、不安が募っている自分ですが、そんな不安さえも彼女を抱くことで不安が消えていくと歌っています。

彼女の気持ちに対して、不安がある。
だからこそ、彼女を強く抱きしめるのでしょう。

「胸の鐘の音を鳴らしてよ 壊れるほどの抱擁とキスで
あらわに心をさらしてよ ずっと二人でいられたらいい」

次は、サビの歌詞です。
「胸の鐘の音」というのは「心臓」のことですね!
壊れるほどの抱擁とキスで二人の「胸の鐘の音」は大きく鳴り鼓動がぶつかり合います。

そして「あらわに心をさらしてよ」は、不安の気持ちを表現している言葉だと私は感じました。
彼女の心の内がわからないから不安で不安で仕方ない、だから心を見せてほしい!
そういう、彼の内なる願望が表れていると思います。

そして、「ずっと二人でいられたらいい」でとにかく彼女のことが大好き大好きでたまらないことがわかります。

「”サボテンが赤い花をつけたよ”と言って ”急いでおいで”って僕に催促をする 何回も繰り返し僕ら乾杯をしたんだ」

さて、ここから2番の歌詞に入ってきます。
2番の歌詞は、サボテンの歌詞です。笑

そうです。
この曲のキーワードはサボテンです。

サボテンが赤い花をつけて、彼女は嬉しくて彼を呼びました。
サボテンというのは、夜行性の花らしく夜にしか花を咲かせないらしいです。
夜が一番美しい状態であることがわかります。

そして、私の予想ですが、サボテンの花=彼女の比喩であることがわかります。
夜に一番美しい状態であるのは、サボテンの花だけでなく、彼女もそうなのです。

そして、”乾杯”をしました。
”何回も繰り返し”。

あくまで私の見解ですが、かなりエロい歌詞ですね笑
”エロい”という言葉よりも”オシャレ”という言葉が先にイメージできて、全然いやらしくない感じがまた凄いです…!

「だけど朝になって花はしおれてしまって 君の指花びらを撫でてたろう
僕は思うその仕草セクシーだと」

この歌詞もとてもセクシーです。
まさに花を撫でている情景が浮かぶのと同時に、彼女への愛しい想いがとても伝わってきます。
彼が彼女のことをとても大事に思っているのがよく分かる歌詞です。

ちなみにこの一連のサボテンの歌詞は、桜井和寿の実話に基づいているらしいです!
とても素敵なエピソードです!笑

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セクシーな歌詞

「生臭くて柔らかい温もりを抱きしめる時 (I got back youthful days)
くすぐったい様な乱暴に君の本能が応じてる時 (I got back youthful days)
苦しさにも似た感情に もう名前なんてなくていいんだよ (I got back youthful days)
日常が押し殺してきた 剥き出しの自分を感じる」

さて、こちらは2番のサビのあとのブリッジの歌詞になります。
皆さんはこちらの歌詞をどう解釈しますでしょうか?

私には、めちゃくちゃ下ネタに聞こえます笑
むしろ、それにしか聞こえない笑

すべての歌詞が”行為”にあてはまります。
ただ、絶妙にオブラートに包んで表現されており、桜井さんの歌い方も相まってとても魅力的な部分だな〜と思います。

「I got back youthful days」の意味とは?

そして、気になるのが、「(I got back youthful days)」の部分ですね。
ここはコーラスとして入るのですが、どういう意味なのでしょうか?

直訳すると、「若々しい日々に帰ってきた」という意味になります。
色んな解釈ができると思うのですが、私の解釈ではただ昔を思い出すだけではない気がします。

「今は大人になった僕らだけど、”行為”に及ぶと昔(高校生とか?)の初々しい君のままを抱きしめている」というメッセージだと思います。

要するに、若々しい日々のままの二人を表現しているのだと思います。
この歌詞は、この楽曲のテーマといえる部分なのでとても重要ですね!

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まとめ

さて、今回は「youthful days」の歌詞をご紹介しましたがいかがでしたでしょうか?
この楽曲は、原曲はもちろん良いのですが、ライブバージョンをぜひ聴いていただきたいです!

ファンの盛り上がりやドラムの迫力があり、原曲を聞く感じとは全く違う感情で聞くことができます。

そして、サボテンの花やブリッジの部分などのセクシーな歌詞もとても魅力的に聞こえ、桜井さんも他の楽曲を歌っているときより、腰をうねって歌っています笑
原曲と合わせてライブバージョンをぜひ聞いてみてください!

そして、歌詞の内容を噛み砕きながら聞くことによって、新しい発見があるかもしれません!

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