ライブハウス風景

初めてのライブハウスで注意したいマナーは?服装や持ち物もチェック!

初めてのライブハウスというと、未知なものでとても不安な方もいると思います。
ホールやアリーナのライブには参加したことがあっても、ある程度のルールやマナーを知っておかないとライブハウスでは失敗してしまうことも。

通常のライブとは若干雰囲気が違いますので、注意したい服装やライブマナーや持ち物などについて紹介していきます!


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ライブハウスに入る前に

まずライブハウスというと、ドラマなどで見るようなちょっと怪しい雰囲気をイメージする人もいるかもしれません。

場所によっては、地下にあったり慣れていないと入りづらい場合もあります。
さらに見た感じ強面の男性を見かけると、1人でいるときなんかは尻込みしてしまうかもしれません。

しかし、最近では外観も綺麗なライブハウスも出来てきて、昔よりは入りやすくなっています。
見た目がちょっと怖そうな人も、実は普通に良い人だったりすることがほとんどです。

みんな音楽が好きでライブハウスに来る仲間だと思いましょう!

ライブハウスの入場

入場時間について

さて、ライブハウスは基本的に座席が決まっていないので、整理番号で呼ばれた順に入場することになります。

チケットには、「OPEN」「START」と記載されていますが、

・OPEN:開場時間(入場)
・START:開演時間(ライブスタート)

という意味になります。
※だいたい、OPENとSTARTは、30分間隔であることが多いです。

このOPENの時間になったら入場することができます。
そのため、前の方で見たい場合は、OPEN(開場時間)前には余裕を持って到着するようにしましょう。

見る場所はどこでもいいという場合や指定席の場合は、START時間よりも前に到着していれば大丈夫です。

ドリンク代を払う必要がある?

チケットには「別途ドリンク代:500円」のように記載されています。
もし、ドリンクはいらないから持っていこうと思っていたのならそれはNGです。

ライブハウスの営業というのは、飲食店として申請されていますので、このドリンクチャージ代は必ず払う必要があるのです。

そのため、チケット代とは別にドリンク代を支払って、ドリンクチケットを購入します。
※ドリンク代はどこのライブハウスもだいたい¥500〜¥600

ドリンクチケットで交換できる飲み物は、だいたいビール、カクテル類から水、烏龍茶などのソフトドリンクまであります。
種類はライブハウス毎に指定されています。

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ライブハウスの雰囲気や楽しみ方とは?

ライブというのは、目の前で演奏を見ることで、臨場感や迫力といった生でしか得られない体験ができるところが最大の醍醐味です。

たくさんの観客がいる中では、ある程度のルールを知っておいたほうがいいでしょう。

初めてだと、他のお客さんはみんな常連っぽく見えますし、一人で参戦している場合は不安があるかもしれません。
しかし、基本的にライブの楽しみ方は自由です。

ライブ中には、アーティストとの間の掛け合いがある時もありますが、一緒にノレなくてもいいですしやらなくても問題ありません。
音楽の楽しみ方は人それぞれなのです。

ライブハウスでは、座席が用意されている場合もありますが、基本的にはオールスタンディング(立見)になります。

いくつかオールスタンディングならではの特徴と注意しておきたいことを説明していきます。

モッシュ

モッシュというのは、音楽に合わせて観客同士が体をぶつけ合う行為のことで、簡単に例えると「激しいおしくらまんじゅう」のような状態です。

特にロックバンドのハードなサウンドの場合は、ステージ前方はモッシュゾーンと言われています。
モッシュにもウォール・オブ・デス、ストーム、サークル、モッシュダイブなど、いろいろな種類があります。

最も危険と言われている「ウォール・オブ・デス」は、観客が左右に分かれてまるで決闘の如く突撃するもので、過去に死者も出たことがあります。

初めての参加でどんなモッシュが起きるか分からない場合や、じっくり音楽を楽しみたいという場合は、後方か前方の両隅にいる方がいいでしょう。

モッシュダイブ

ダイブというのは、観客が密集している場所にジャンプして転がる行為のことです。
パンクバンドのライブではテレビで見かけることもありますね。

ダイブは観客が飛び込む場合もありますが、アーティストが客席にダイブすることもあります。

モッシュやダイブは、ステージ中央前列の席で行われます。
なので、何も知らずにアーティストを近くで見たい!という理由だけで前列に行ってしまうと、思わぬ事態に巻き込まれるので注意しましょう。

掛け合い

ライブでは、みんなで手を振り上げたり、手拍子をしたりすると1体感が生まれとても気持ちが良いものです。
ライブハウスでは、以下のような掛け合いをアーティスト側が煽ってくる場合があります。

・手拍子
・手を挙げる
・歌う
・踊る
・ジャンプ

初めての場合や、知らないアーティストの場合はついて行けないこともあるでしょう。
そんな時は、手拍子や周りのリズムに合わせてみましょう。
慣れてきたらその場で飛んだり跳ねたり、時には後ろでじっくりステージを見ながら音を聴いたり、楽しみ方は自由です。

↓アーティストとの掛け合いの様子が分かる動画を紹介します。

KANA-BOON / 「ないものねだり」【2013.1.14 HighApps SPECIAL】

KEYTALK /「MONSTER DANCE」

もし仕事帰りにスーツのままライブハウスに寄る時は、基本ステージ後方で鑑賞しましょう。

ライブハウスでは、対バンライブといって複数のアーティストが出演したり、イベントが毎日行われたりするのも特徴です。
普段は聴かないようなジャンルの音楽に触れることができるので、新たな発見があるのもいいですね。

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ライブハウスで気をつけたいマナーや注意点

ライブハウスは自由空間なので、楽しみ方は人それぞれですが常識の範囲内にしましょう。

基本的に、食べ物・飲み物の持ち込みは、ほとんどの場合禁止されています。
ただ、禁止事項はライブハウスによってルールが違うことがあるので、公式サイトをチェックして一度確認しておきましょう。

また、地下にあるライブハウスの場合、携帯の電波が入りづらいところもあります。
あらかじめ終電の時間を調べておいたり、連絡は済ませておくといいでしょう。

日本では録画、録音は禁止

まず、ライブハウスに限らないですが、日本では写真撮影、録音録画はNG行為となっています。
カメラやレコーダーなどの機器を持っていても、持ち物チェックで没収されることもあります。
録音・録画する気がなくても、誤解されては何の得にもならないので持って行かない方が無難です。

ライブ中のマナー

まず、基本的に同行者の分の席取りをするのは無理です。
荷物を置いてキープしておいても、無視されると思ったほうがいいです。

ライブ中の楽しみ方は自由とはいえ、バラードや曲の静かなパートでの私語は止めましょう。

ライブハウスやイベントによっては、モッシュやダイブなどの危険行為が禁止されてる時もあります。
パンクバンドなど激しいライブの最中は、大きい音量でスピーカーから流れてくるので、気分が悪いと思ったら静かなところで移動して休憩しましょう。

また、ライブ中は荷物を持ち込むのは基本的に周りの迷惑になります。
足元に置いたり、たくさんの荷物を入れた状態で飛んだり跳ねたりするのは非常に危険なので、周りの人に迷惑にならないように十分に注意してください。

荷物がある時は、コインロッカーにあらかじめ預けておくのがおすすめです。

荷物はコインロッカーに預ける

大きなライブハウスには、コインロッカーが設置されていることが多いですが、念のため行く前にライブハウスの公式ページをチェックしてください。
わからない場合は、電話かメールで問い合わせしてみるといいでしょう。
コインロッカーがあっても、空きがないこともあります。

また、ライブハウスに預けていて盗難の被害が出たこともあるので、安全とは言いきれません。
最低限、財布や携帯など貴重品だけは身に付けておくほうが安心です。

一番良いのは、最寄駅などにあるロッカーに預けてから、ライブハウスに向かうのがおすすめではあります。

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最低限の持ち物

チェックリスト

・チケット
・タオル
・着替えのTシャツ
・貴重品を入れる小物入れ

座席に所持品を持ち込むと邪魔になるので、開演前にコインロッカーに預けておくのがベストです。
その際、財布や携帯などの貴重品を持っていく時にポーチのような小物入れがあると便利です。
ウエストポーチのように肌身離さず身に付けられて、両手が空くスタイルがおすすめです。

替えのTシャツやタオルは必需品

Tシャツやタオルは、ライブでは人気の定番グッズです。
開演前に購入して着替えると、気持ちが盛り上がりますし思い出のアイテムにもなります。

そして何よりも人気アーティストのライブとなると、先ほど言った通り会場は満員電車のように密着し、サウナにいるかのような蒸し暑さになります。

普段汗をかかない体質の人でも汗ダクになりますので、替えのTシャツを持っていくか開演前に購入しておくことをおすすめします。

ライブハウスでの服装

まれにLUNA SEAの黒服限定GIGのようなライブもありますが、ライブに参戦する時の服装は自由です。

ライブハウスに行く時の服装

冬場の寒い時期は、ヒートテックやタートルネックにコートなどを着ますが、ライブハウスの中は冬でも熱気でかなり暑くなります。
ライブ中はもちろんコートなどは脱いで、TシャツかロンTのラフなスタイルになるので、着替えやすい服装を意識したほうがいいです。

コート類は席までは持っていけないので、コインロッカーに預けることになります。

ライブ中の服装や髪型の注意点

パンクバンドなど、特にオールスタンディングの場合はライブが進むに連れて観客全員が興奮状態となり、人が前方へ押し込まれていきます。
アリーナ前方の席は、まるで満員電車にいるかのような空間になり、モッシュやダイブが起こることがあります。

そのような状態なので、服装はTシャツにジーパン、スニーカーといった動きやすいスタイルがいいでしょう。
眼鏡をかけている場合は、1dayコンタクトで参戦したいところ。

女性の場合は、周りに気づかないうちに迷惑を書けることがあるので、髪は束ねておきましょう。
また、ヒールやつけ爪も人にケガをさせてしまう危険もありますし、アクセサリーも無くす可能性もあるので止めておきましょう。

初心者やこういった雰囲気が苦手という場合は、中央前列の席は避けて後方に行きましょう。

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