音楽プロデューサーの小林武史とMr.Childrenのボーカル・桜井和寿(本名:櫻井和寿)が中心となって活動しているスーパーバンド・Bank Band
社会貢献活動の一環として活動しているバンドで、ライブ活動を中心としておりますが、『沿志奏逢』と名付けられたアルバムを3枚リリースしており、数々の名曲が誕生しております。
中でも、カバー曲に力を入れており、今ではカバー曲の定番となった中島みゆきの「糸」。
この楽曲を初めてカバーしたのはBank Bandであり、それまでは知る人ぞ知る名曲だったものを世に広め、今ではスタンダード楽曲として知られています。
櫻井和寿が敬愛する邦楽アーティストを中心にカバー選曲されており、どの楽曲も歌声やアレンジで原曲とは全く違ったイメージをもたせてくれます。
今回はそんなBank Bandのおすすめの楽曲を、カバーとオリジナル両方を含めてご紹介したいと思います!
Bank Bandについて
小林武史と櫻井和寿が坂本龍一とともに設立した非営利組織「ap bank」の可能性を広げるために立ち上げたバンドであり、収益はすべて「ap bank」の活動資金に充てられるなど、社会貢献活動の一環として活動しているバンドになります。
ライブ活動を中心としており、小林武史と櫻井和寿以外のバンドメンバーは固定されておらず、二人と親交の深い有名ミュージシャンが活動ごとに参加する形をとっています。
また、「ap bank fes」というフェスを10回以上にわたり行っており、毎度有名ミュージシャンとのコラボが大注目されるフェスでもあります。
それでは、そんなBank Bandのおすすめ楽曲を紹介したいと思います!!
Bank Bandのおすすめ人気曲(カバー・オリジナル曲)
「糸 / 中島みゆき」
発売日:2004年10月20日
タイアップ:住友生命「LIVE ONE」のCMソング
収録アルバム:『沿志奏逢』
まずは、中島みゆきさんの楽曲「糸」のカバーをご紹介します。
冒頭でも紹介したように、この楽曲を初めてカバーしたのはBank Bandです。
2004年にリリースした30万枚限定アルバム『沿志奏逢』に収録されています。
ap bank fesでは毎年のように披露され、櫻井和寿自身もこの曲に対する思い入れは強いと思います。
今となってはこの楽曲はカバー曲の定番と言われるまでの知名度となりましたが、リリース当初はカバーの選曲がマニアック過ぎてファンのみぞ知る名曲というイメージが強かった気がします。
中島みゆきが歌う原曲とは全く雰囲気が異なり、まるで櫻井和寿のオリジナル曲のような雰囲気さえ感じさせてくれるところがさすがです!!
是非聞いてみてください!
「to U」
発売日:2006年7月19日
タイアップ:『筑紫哲也 NEWS23』テーマソング
収録アルバム:『沿志奏逢2』
次に紹介するのは、2006年に「Bank Band with salyu」としてリリースされた楽曲「to U」です。
この曲は本当に名曲です…。
この記事を見ていただいている方全員に聞いていいただきたいです…。
歌詞の内容も、自然の美しさだけでなく猛威や脅威、そしてそれらと共存していく人間というような大きなテーマを感じさせます。
そして、人間同士でも猛威や脅威、さらに生と死があり、「争い」とはなにか?「平和」とはなにか?を強く問いかけてくれます。
Bank Bandやap bank fes全体のテーマソングやコンセプトソング的な立ち位置の楽曲となり、ap bank fesでは最後に出演者ほぼ全員で歌うという定番にもなっています。
櫻井和寿とsalyuによるハーモニーもとても美しいので、この曲が持つメッセージとともに聞いていただければと思います。
「はるまついぶき」
発売日:2007年9月1日
タイアップ:松竹系映画『ミッドナイト・イーグル』主題歌
Nestlé「KitKat」CMソング
収録アルバム:『沿志奏逢2』
さて、次にご紹介するのは、2007年にリリースされた「はるまついぶき」です。
こちらはBank Bandとしてのオリジナル曲になります。
こちらも名曲ですね!
冬はとても聞きたくなる楽曲です。
この楽曲を初めて聞いた時、私は曲の一部の歌詞の良さに衝撃を受けましたので、そちらをご紹介したいと思います。
『時の流れが「生きてる意味」に目隠しする理由(わけ)はプラネタリウムとおんなじ。暗闇がくれる光を知るため』
この歌詞が大好きで大好きで…笑
この歌詞の意味はパッと見てわかりますでしょうか?めちゃくちゃ深いです…。
プラネタリウムというのは、「暗闇」を作り私たちに「目隠し」をすることで星を見せてくれます。
昼間も輝いているはずの星たちは、暗闇がないと輝くことができないですよね。
そこで「目隠し」することで、星たちの存在を輝かせてくれているという意味です。
そして、時の流れはとにかく早いですよね。
早すぎて早すぎて「生きてる意味」というものもわからなくなります。
しかし逆転の発想で、「時の流れ」というものが早いからこそ私たちは「生きる意味」を考えるのではないでしょうか。
時の流れというものが僕らに目隠しをしてくれて「生きる意味」をもたらせてくれる。
それは、まるでプラネタリウムのようだ、と。
時の速さを感じとれるからこそ私たちは「生きる意味」を見出し生きていくのかもしれません。
そういった深い意味を考えさせてくれる楽曲です。
是非聞いてみてください!
「歌うたいのバラッド / 斉藤和義」
発売日:2008年1月16日
収録アルバム:『沿志奏逢2』
次は、2008年リリースの『沿志奏逢2』に収録されている「歌うたいのバラッド」です。
この曲は、斉藤和義の楽曲のカバーになります。
私は原曲も大好きなのですが、Bank Bandが演奏すると櫻井和寿の熱い歌声が際立って鳥肌が立ちます。
Bank Bandとしてのアレンジの素晴らしさを強く感じ、大好きです!
途中のサックスのソロや、最後大サビ部分の櫻井さんのシャウトする感じも、聞いていてゾクゾクするので、是非皆さんも聞いてみてください!
「MR.LONELY / 玉置浩二」
発売日:2008年1月16日
収録アルバム:『沿志奏逢2』
最後のおすすめ楽曲は、玉置浩二の「MR.LONELY」のカバーです!
この曲大好きです笑
玉置浩二と櫻井和寿は、どこか歌というものに対しての想いみたいなものが共通しているイメージがあります。
表面的な歌ではなく、人間の「愛」みたいなとても大きなものを根っこに持って「歌」を通してメッセージを発信しているように感じるのです。
対談番組で二人が対談していたのですが、櫻井和寿はこの楽曲の冒頭の歌詞に思い入れがあるようで、私もとても共感できます。
『こんな僕でもやれることがある』
この冒頭の歌詞は、なにか行動を起こす時にとても勇気をもらえる歌詞です。
深い深い愛のこもった楽曲なので、是非聞いてみてください!!
アルバムタイトル『沿志奏逢』に込められた意味とは?
さて、ここまでおすすめの人気曲をご紹介しました!
次に、アルバムの名前である『沿志奏逢』について解説したいと思います!
『沿志奏逢(そうしそうあい)』とは、「相思相愛」からきており櫻井和寿曰く「当て字にしたらこうなった」とのことです笑
ただ、ちゃんと『沿志奏逢』にも意味は含まれており、「志に沿った者同士が逢って奏でる」という意味らしいです。
これはまさに、Bank Bandそのものだな〜と思います。
「志をともにしたミュージシャンが集い、音を奏でる。」
素敵なタイトルですね!!
まとめ
最後に、Bank Bandのおすすめ人気曲を振り返ります!
- 「糸 / 中島みゆきカバー」
- 「to U / オリジナル曲」
- 「はるまついぶき / オリジナル曲」
- 「歌うたいのバラッド / 斉藤和義カバー」
- 「MR.LONELY / 玉置浩二カバー」
さて、ここまでBank Bandについて人気曲を交えながらご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
カバー曲中心となりますが、どの楽曲もBank Bandにしか奏でられないサウンドになっており、まるでオリジナルのような世界観です!
「オリジナル曲しか聞けない!」なんて人もBank Bandであれば聞ける人多いのではないでしょうか。
そして、オリジナル曲でもMr.Childrenとは異なった良さがあるので、その点も頭に入れて聞いていただくと楽しめることだと思います!
是非聞いてみてください!
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