YMOの侵略してきた名曲！ファンによるおすすめ人気曲ランキングBest10選

YMOのおすすめ人気曲ランキング：第3位～第1位

第3位.「BALLET」

BALLET
YELLOW MAGIC ORCHESTRA
エレクトロニック
￥250

provided courtesy of iTunes

発売日：1981年3月21日
収録アルバム：BGM

見事に期待を裏切られた、「してやられた！」名曲です。
それまでのポップなテクノ・ミュージックの続編のような楽曲を期待して、ワクワクして買ったこのアルバム「BGM」。

その1曲目がこの曲「BALLET」でした。・・・暗い。まさか？
愁いを帯びた髙橋氏のヴォーカルもさることながら、・・・暗い。何で？
マイナーで微妙に盛り上がっていく曲調も、・・・暗い。・・・マジか。

違った意味で衝撃でした。
しかし、聴けば聴く程、ハマりました。

隠れていた音や、前作までにない拡散していく感覚。　正座して聴きました。
『BGM』として聴くには勿体無さすぎます。

第2位.「EPILOGUE」

TECHNODELIC

posted with カエレバ

YMO EMIミュージック・ジャパン 1999-09-22

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発売日：1981年11月21日
収録アルバム：TECHNODELIC

この頃作品には実験的な要素が多く、この曲もそういった経緯を経ています。

機械の音をベースに、その上に鉄工所の音のサンプリングが重なり、更にストリングスの重厚な音が重なり、独特の荘厳さが感じられます。

クラッシックでもなく、かと言って難解な前衛音楽でもなく。
・・・ちょっと退廃美のあるイメージで、なんていうか、映画音楽のようで、映像を想起させる曲です。

「EPILOGUE」、終章、結末という意味ですが、終わらせてはくれません(笑)。

第1位.「PERSPECTIVE」

PERSPECTIVE
YELLOW MAGIC ORCHESTRA
エレクトロニック
￥250

provided courtesy of iTunes

発売日：1983年12月14日
収録アルバム：SERVICE

坂本氏による曲です。切なく美しいです。

シンセサイザーを使用し、最先端の音楽をリードしてきたYMO最後のアルバムのラストの曲です。
ピアノの旋律から始まり、淡々と日常を綴っています。

理論的な作曲が多い坂本氏の曲ですが、その中でも、私的な一面が現れているからでしょうか、聴くうちにホッとした安堵感すら感じてしまいます。

センセーショナルなテクノサウンドで一世を風靡したYMOの最後の着地点。
またしても心地よく裏切られました。ありがとう。

ランキングまとめ

それでは、YMOのおすすめ人気曲ランキングトップ10の結果です！

01位. PERSPECTIVE

02位. EPILOGUE

03位. BALLET

04位. SEE – THROUGH

05位. MAD PIERROT

06位. CUE

07位. WILD AMBITIONS

08位. LIGHT IN DARKNESS

09位. LOOM

10位. ABSOLUTE EGO DANCE

「インベーダーの出現とその侵略、そしてループ・後編」　

その後、双方の「インベーダー」は共に様式を変え、進化しながら侵略を続けます。
それは侵略というより、浸透といった方が正しいかもしれませんね。

インベーダーゲームはギャラクシアンなど、その他数多くのシューティングゲームに変化していき、YMOというインベーダーはテクノ・ミュージックというコンピューターによる音楽を、様々なジャンルに広げていく事になります。

あれから40年が経ちました。
あらゆるゲームが溢れ、手軽に楽しむ事が出来ます。

技術は進歩し、PCとキーボード1つで楽曲は完成します。そして合成音で「機械」が歌います。
余りにも日常です。　それだけ侵略、浸透してしまいました。

そしてそれはこれからもループし続けます。まるで螺旋階段のように。

YMO　「SEE-THROUGH」の歌詞にこんな1節があります。
“We’re still running round in circles”　
1つの起点、YMOから始まったこの輪はまだ終わってないのかもしれません。

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