2000年代初頭から今まで、ロックバンドを牽制してきた「BUMP OF CHICKEN」(バンプオブチキン)。
デビュー以来、数々のアーティストから支持を受け、そして幅広い世代に絶大な人気を誇ってきました。
彼らのシングル・DVD等には隠しトラックが存在し、通常版とは違い、メンバー全員が曲作りを行っています。
そしてCDの合計収録時間やトラックの数等にも意味が込められており、彼らの作品には大変手が込んでいる印象を受けます。
そんな曲達を制作している彼らの個性的な人柄を紹介していきたいと思います。
BUMP OF CHICKENの原点とバンド名の意味
幼稚園からの幼馴染という彼らが、本格的にメンバーとしてバンドを結成したのは中学生になってから。
中学の文化祭で組んだバンドが、今の彼らの原点とも言えます。
同じ部活に入り、補欠メンバーとして仲良くなった彼ら。
クラスでもそんなに目立たなかった彼らのバンド名は「弱者の反撃」という意味を持っています。
彼らのライブやインタビューを見ていると、デビューからもう20年近く経っているのに、一緒に買い物へ行ったりご飯へ行ったりと、未だに学生時代の頃のような仲の良さを保っています。
藤原 基央(ボーカル・ギター)
名前:藤原 基央 (ふじわらもとお)
愛称・呼び方:藤くん
担当:ボーカル・ギター
生年月日:1979年4月12日
血液型:O型
秋田県秋田市出身(幼稚園に入るまでの間に千葉県佐倉市へ引っ越す。)
BUMP OF CHICKENのほぼ全ての作詞・作曲を担当しています。
身長176cm、体重50kgと身長に比べて体重がとても軽いです。
原因の一つに、ツアー中疲れが溜まると蕁麻疹が出るため、ライブの前後にはお風呂に長時間浸かり披露を取り除くらしいのですが、そうした体調管理の結果、ガリガリに痩せてしまったようです。
近視であったため、一回メガネを掛けたのですが、あまりにも景色が良すぎ、違和感を感じたため、それからはメガネを付けていません。
私も昔初めてメガネを掛けた時、あまりにも視界が良すぎて怖くなりました。
それ以降は、裸眼の状態で過ごしていたので、藤原さんが思っていることに同感してしまいました。
藤原さんと言えば、前髪の長いストレートの黒髪。
今は黒髪ストレートの髪型に落ち着いていますが、デビュー時は、金髪や短髪等、色々な髪型に変えています。
小学生の時、他人と違う主張をして先生を困らせていたり、同じクラスメイトの生とを泣かせてしまったりしていたようです。
ちなみに、卒業文集のタイトルは、担任の先生のあだ名を入れた「だまれガチャピン」。
もともと「くたばれガチャピン」だったみたいですが、先生に注意されたので変更しました。
中学生になった藤原さんは猫を被り自分の意見を控えます。
バスケットボール部に入部した藤原さんは、部活の補欠メンバーだった他のメンバーと出会うことになります。
補欠のため、やることがなく、部活中はいつも4人で体育館倉庫を真っ暗にして暗闇ごっこをしていました。
ちなみに、もう一人「アイツ」というメンバーがいたようですが、バンド練習をサボるようになり、段々練習に来なくなります。
そして、当時裏方として支えてくれていたギターの増川さんを入れ「アイツ」なしで内緒で文化祭に出場したところ、大健闘。
それから、本格的に今のメンバーで活動を始める事になりました。
中学を卒業した藤原さんは、進学した日出高等学校で周囲の雰囲気に馴染めず、高校1年生で中退してしまいます。
その後実家には家賃(5万円)を入れていたのですが、家に5万を入れるなら同じ5万円のアパートに住んだ方が良いと思い、16歳で東京に出てきました。
最初は、知人の家で転々とし、泊まる場所がない時は公園で野宿していたり、かなり苦しい生活を強いられていたようです。
増川 弘明(ギター・コーラス)
名前:増川 弘明 (ますかわひろあき)
愛称・呼び方:ひろ、ホセ
担当:ギター・コーラス
生年月日:1979年12月20日
血液型:A型
千葉県佐倉市出身。
身長は180cmでメンバーの中で一番高身長。
左利きだが、箸やペン、ギターは右。
妹が1人いるようです。見た目から優しそうな雰囲気出ていて、妹がいそうな雰囲気がでていますよね。
シングル曲「ハルジオン」の裏ジャケットに移っている犬は増川家の犬「おおじろう」。
シングル曲「車輪の歌」の隠しトラック「星のアルペジオ」は、増川さんの経験談をもとに制作された曲。
中学時代に今のメンバーと仲良くなり、文化祭でバンドを結成した時は、彼は最初裏方としてバンドに携わっていました。
藤原さんが増川家にギターを隠していたことから、ギターを少しずつ触り始め、高校生になり正式にバンドへ加入しました。
一方で、千葉県佐倉高等学校を経て一浪したのち、中央大学理工学部へ進学。
しかし、4年時に研究室を決めるにあたり中退を選んだそうです。
なお、ボーカル藤原さん曰く、増川さんは「優しい人」のようです。
直井 由文(ベース)
名前:直井 由文 (なおいよしふみ)
愛称・呼び方:ちゃま
担当:ベース
生年月日:1979年10月9日
血液型:A型
千葉県佐倉市出身
中学生の時に仲が良かった今のメンバーとバンドを結成。
BUMP OF CHICKENがインディーズで人気になったことからプロ入りを決めた。
居酒屋を営んでいる父親に頼んだところ、「18歳までに調理師免許と大検を取ったら好きにしていい」と言われ、高校へは行かず、調理師免許と大検を取りました。
あだ名である「ちゃま」ですが、小学生の時に友人に100円のジュースを奢りおぼっちゃまから来ているそうです。
そういえば、小さい頃のあだ名って不思議な由縁から名づけられることが多いですよね。
今になって、何でこういったあだ名が付けられているんだろう、と不思議に思うこともありますが・・・(笑)
そんな彼の実家は佐倉市にある居酒屋。
BUMP OF CHICKENのMVにも彼の実家が出てきていることから、ファンの間では結構有名らしく、聖地巡礼スポットにもなっているようです。
また、その隣のガレージには、BUMP OF CHICKENの所縁のものの展示もしているようで、ファンにとっては嬉しい人気スポットですね。
藤原さん曰く、直井さんは「努力家」。
升 秀夫(ドラム・ボーカル)
名前:升 秀夫 (ますひでお)
愛称・呼び方:秀ちゃん
担当:ドラム・ボーカル
生年月日:1979年8月10日
血液型:A型
宮城県角田市生まれ。千葉県佐倉市出身。
BUMP OF CHICKEN結成の立役者。
中学時代衝撃を受けたバンドはX JAPAN。
その影響から、藤原を帰りの会の時にバンドに誘い、スカウト。
その時の一言は「一緒にロックを変えようぜ!」だったそうです。
冗談交じりかもしれませんが、想いは人一倍熱かったのでしょうね。
青春を感じさせられます。
升さんは、藤原さんと同じ小学校で、彼の卒業文集を見て魅力を感じ、早く友達になりたがっていたようです。
最初はベースを希望していたようですが、友人にゴミ捨て場にドラムが捨ててあると聞き、ドラムの担当になります。
この事に関してメンバーは「彼がドラムを拾っていなかったらバンドは結成されていない」と口ぐちに言っています。
また、とてもしっかり者のようで、インディーズ時代は、バンド資金の管理やDMの住所管理を引受け、スタジオ代の徴収やライブチケットの分配を行なっていたと言います。
最近は、ロードバイクでの移動にハマっているようで、何処へ行くのにもロードバイクを使っているようですよ。
藤原さん曰く、升さんは「堅実」。
まとめ
バンド名に「弱者の反撃」という意味を持つBUMP OF CHICKEN。
学生時代、特に目立つ存在ではなく暗かった少年たちが、途中挫折しそうになりながらも自分の夢をひたすら追い続け、日本のトップアーティストとなりました。
純粋に音楽を好きになってほしいという思いからメディアには出なかった彼らが、ここまで幅広い世代に認知され、一躍有名な存在へとなっていきました。
また、彼らの楽曲にはメンバー同士で楽しそうにふざけ合っている「隠しトラック」というものがあります。
遊び心満載の曲で、良い大人が子供に戻り、ふざけ合っている曲を聴いて、「この歌を良い大人がキャッキャッ良いながら作ってる」と想像すると何だか可愛らしく思えてきて、ファンにとっては堪りませんよね。
彼らのライブは、昔から安定の人気を誇っており、参戦するのにもチケットが取り難い状態です。
もし、フェスやライブ等に参戦出来た場合は、個々の存在を詳しく知った上で、彼らの楽曲を楽しめると良いですね。
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