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Radioheadの人気アルバムランキング!ファンが選ぶおすすめを紹介!

何かと話題に事欠かないイギリスの人気ロックバンド・Radiohead(レディオヘッド)。
バンド名「レディオヘッド」、もしくはボーカル「トム・ヨーク」の名前は、1度は聞いたことのある方が多いかと思います。

今回はRadioheadのアルバム全9枚を、ランキング形式でご紹介します。


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Radiohead おすすめアルバム ランキング付けに関して

【これからRadioheadを聴きたいと思っている方へ】

Radioheadをこれから聴く方に説明しますと、彼らのアルバムはキャリア中期以降かなり音楽性が違ってくるのです。
変則的なリズムや電子音の渦に飲まれたい方は、このランキングをさかさまに見ていただいたほうが、好みと合う可能性が高いです。

今からRadioheadを聴こうとしている方で、もしかっこいいUKロックバンドを求めている方は・・・ぜひこのランキング上位あたりを参考に聴いてみてくださいね。

【Radioheadを聴いたことがある方へ】

さて、Radioheadを聴く方にはいろいろなパターンがあるかと思いますが、「Creepが好き」「Bendsまでが好き」「OK Computer、Kid Aまでが好き」「Kid A以降が好き」のような感じに分かれているでしょう。

このランキングをつけた”私”は僭越ながら典型的なロックファンで、「Kid Aまで」くらいの人です。
ですので似たような状況の方は、ぜひこのランキングを手掛かりに新たなお気に入りを開拓していただけたら嬉しいです!

そして「Kid A以降が好き」な方へ。
どうぞお手柔らかに・・・というか順位決定については察してください・・・

それではどうぞ!

Radioheadの人気おすすめアルバムランキング:第9位~第4位

第9位.「The King of Limbs」(ザ・キング・オブ・リムズ)

【収録曲】
01. Bloom
02. Morning Mr Magpie
03. Little By Little
04. Feral
05. Lotus Flower
06. Codex
07. Give Up The Ghost
08. Separator

発売日:2011年2月18日
おすすめ曲:「Lotus Flower」

音数の多い刻んだリズムが好みなら、8thアルバム「The King of Limbs」を聴いてみましょう。

ミュージックビデオでの不思議すぎるダンスが世界中をざわつかせた「Lotus Flower」は、アルバム「The King of Limbs」中で最もメロディという概念が理解しやすく聴きやすい曲です。

ハイテンポで、終盤では音の海の雑踏に放り込まれた感を味わえる「Morning Mr. Magpie」、際立つベースラインとめちゃくちゃ綺麗なボーカルが溶け合う「Separator」、あたたかい曲調のバラード「Codex」なんかも比較的聴きやすいのではないでしょうか。

第8位.「A Moon Shaped Pool」(ア・ムーン・シェイプト・プール)

【収録曲】
01. Burn The Witch
02. Daydreaming
03. Decks Dark
04. Desert Island Disk
05. Ful Stop
06. Glass Eyes
07. Identikit
08. The Numbers
09. Present Tense
10. Tinker Tailor Soldier Sailor Rich Man Poor Man Beggar Man Thief
11. True Love Waits

発売日:2016年5月8日
おすすめ曲:「True Love Waits」

8thアルバム「The King of Limbs」に比べると少し歌メロに帰ってきた9thアルバム「A Moon Shaped Pool」。

クラシックのような曲調でサスペンスを感じさせる「Burn The Witch」、同じくクラシック風味の落ち着いたロックバラード「Decks Dark」「The Numbers」あたりは聴きやすいです。

かっこいい速いビートが欲しいなら「Ful Stop」「Identikit」がオススメです。

浮遊感のあるバラードが聴きたい方は「Daydreaming」「Tinker Tailor Soldier Sailor Rich Man Poor Man Beggar Man Thief」がオススメ。「Tinker Tailor・・・」のラストはかなり劇的です。

また、「I’m not living/I’m just killing time」(生きてるんじゃなくて、ただ時間をつぶしてるだけなんだ・・・)という凄すぎる名言を残し、ファンの間で昔から人気曲だった「True Love Waits」がついにスタジオバージョンで収録されています。

ボーナスディスクには、ストリングスの美しい荘厳なバラード「Spectre」が収録されました。
映画『007 スペクター』のオープニング用に書かれたのですが、結局サム・スミスの「Writing’s on the Wall」が主題歌に起用されました。

「Spectre」がハマる方は、「Pyramid Song」(アルバム「Amnesiac」収録)もオススメです。

第7位.「Amnesiac」(アムニージアック)

【収録曲】
01. Packt Like Sardines In a Crushed Tin Box
02. Pyramid Song
03. Pulk/Pull Revolving Doors
04. You And Whose Army?
05. I Might Be Wrong
06. Knives Out
07. Morning Bell/Amnesiac
08. Dollars & Cents
09. Hunting Bears
10. Like Spinning Plates
11. Life In a Glasshouse

発売日:2001年6月4日
おすすめ曲:「I Might Be Wrong」「You and Whose Army?」

引っ張りまくったスローなサウンドと妖しいメロディからなるバラード、とエレクトロニカからできている5thアルバム「Amnesiac」。
細かい転調やリズムパターンの切り替えで、従来のメロディーラインなどの概念を壊してしまったミステリアスな怪作です。
予定調和から外れた音階が不穏さを演出し、元の旋律に帰ってきたときの開放感を生み出すことに成功しています。

4thアルバム「Kid A」に入っていた「Morning Bell」は、このアルバムにも再度収録され、突出していたビートが抜かれてやや怪しい雰囲気になっています。

「Pyramid Song」は、めちゃめちゃ宗教じみた陶酔感を醸し出している、ある意味要注意な楽曲です。
重厚なピアノの旋律と、アラブ音楽調のコーラス、ストリングスがあまりに独特です。
中盤以降、不協和音のように音が重なり、さらに異様な空気になっています。

「I Might Be Wrong」は、打ち込みが主張する、このアルバムには意外なほどのギターロック。
抑えた曲調に絡み合うメロディーラインに、気づいたら聞き入ってしまう楽曲です。

「Dollars and Cents」もややギターロック風味ですが、ストリングスが「Pyramid Song」的です。
中盤に一部激しい展開があるので好きな方は聞いてみてもいいでしょう。

暗くエモーショナルなバラード「You and Whose Army?」は、終盤で一気に派手になるのでかなり聴きやすいです。

エレクトロニカを楽しみたいなら、楽しい電子音でごった返している「Packt Like Sardines in a Crushd Tin Box」「Pulk/Pull Revolving Doors」がオススメです。

「Knives Out」は、次に来る音階がありきたりからどんどん外れていく不穏さが秀逸な楽曲。
かなりしっかりボーカルパートも入っていて、”ロックバンドらしい”の範疇に入るでしょう。

これを歌えることが凄いな・・・という音階の複雑さに聴いてると脳が疲弊するような感覚を味わえます。

「Life in a Glasshouse」ですが、ジャズです。アルバム「Amnesiac」の最終曲で彼らは急にジャズをやっているのです。

というわけで、シックな歌メロを聴きたい方は、「Knives Out」「Life in a Glasshouse」あたりがオススメですよ。

第6位.「In Rainbows」(イン・レインボウズ)

【収録曲】
01. 15 Step
02. Bodysnatchers
03. Nude
04. Weird Fishes/ Arpeggi
05. All I Need
06. Faust Arp
07. Reckoner
08. House Of Cards
09. Jigsaw Falling Into Place
10. Videotape

発売日:2007年10月10日
おすすめ曲:「Bodysnatchers」「Jigsaw Falling into Place」

Lowなバラードとピッチの速いダンスナンバー、半ば浮き気味のロックソングから成る7thアルバム「In Rainbows」。

「Bodysnatchers」は、勢いのあるベースラインにやりすぎた感すらあるギターソロ、とめちゃめちゃ強烈にロックです。
限定版「In Rainbows Disk 2」収録の「Bangers + Mash」も同様にロックバンドしてるのでオススメです。

「Jigsaw Falling into Place」は、問答無用のかっこよさで踊れるうえにクールで、なおかつ終盤でかなり分かりやすく盛り上げてくれている名曲です。

「Up on the Ladder」(同「Disk 2」収録)もやや似た雰囲気なので聴いてみましょう。

落ち着いた歌メロが聴きたい方は「House of Cards」、「Last Flowers」(同「Disk 2」収録)あたりがオススメです。
「Last Flowers」は、「High and Dry」(アルバム「The Bends」収録)からギターの主張を抜いた感じなので好きな方はどうぞ。

ハイテンポで踊りたいなら「15 Step」「Weird Fishes/Arpeggi」がオススメです。

愛が重すぎるダークなバラードなら「All I Need」を、幻想的でスローなバラードなら「Nude」をオススメします。
「Nude」は、「Exit Music (For a Film)」(「OK Computer」収録)や「Knives Out」と似た雰囲気なのでそれらが好きな人は聴いてみましょう。

ドラマチックで仰々しいサウンドが好きなら「Down Is the New Up」(同「Disk 2」収録)がオススメです。
メロディこそ落ち着いた空気で始まるもののボーカルは意外と壮絶な方向に向かい、終盤手前にもかなり派手なパートがあります。

第5位.「Hail to the Thief」(ヘイル・トゥ・ザ・シーフ)

【収録曲】
01. 2 + 2 = 5
02. Sit Down. Stand Up
03. Sail To The Moon
04. Backdrifts
05. Go To Sleep
06. Where I End And You Begin
07. We Suck Young Blood
08. The Gloaming
09. There, There
10. I Will
11. A Punch Up At A Wedding
12. Myxomatosis
13. Scatterbrain
14. A Wolf At The Door

発売日:2003年6月9日
おすすめ曲:「There There」「Myxomatosis」「A Wolf At the Door」

収録曲が全曲サブタイトルつきの6thアルバム「Hail to the Thief」。
異常なほどの転換で後半が別物のようになっており心配になってくる2つの楽曲、「2 + 2 = 5」「Sit down. Stand up」がはじめのトラック1,2という変わりもののアルバムです。

「We Suck Young Blood」も途中の一部が突然ハイテンポになります。

「Where I End and You Begin」では、急な切り替えはないですが、ラストにつれて高まる緊迫感に追い込まれるようなつくりになっています。

「There There」には、派手な曲も入れてやろうというバンドの優しさを感じます・・・
「We are accidents waiting/Waiting to happen」(我々は大事件だ/そして起こるのを待っている)という不穏すぎる歌詞。

終盤はほんとにかなり派手でとっつきやすいです。

普通に歌い、普通にリフがあり、かなりロックバンドしてる「Where I End and You Begin」「Go to Sleep」は聴きやすい曲です。「Go to Sleep」ではまるでかつてのようなギターソロが聴けます。

ブルースが好きなら「A Punchup at a Wedding」を、なんとラップ(!)が好きなら「A Wolf at the Door」をオススメします。
「A Wolf at the Door」は、ほとんどラップ様のパート+メロディアスなサビ、という素晴らしい構成で、サビが盛り上がるので聴きやすいです。

「Myxomatosis」は音が重たく、「The National Anthem」(「Kid A」収録)が好きならぜひこれもオススメです。

綺麗なメロディのバラードを聴きたいなら「Scatterbrain」「Sail to the Moon」がオススメです。

「15 Step」のように、踊りたいなら「Backdrifts」がオススメです。

第4位.「Pablo Honey」(パブロ・ハニー)

【収録曲】
01. You
02. Creep
03. How Do You?
04. Stop Whispering
05. Thinking About You
06. Anyone Can Play Guitar
07. Ripcord
08. Vegetable
09. Prove Yourself
10. I Can’t
11. Lurgee
12. Blow Out

発売日:1993年2月22日
おすすめ曲:「Creep」「Anyone Can Play Guitar」

ここからは気軽に、超々かっこよいロックバンドとしてのRadioheadを紹介していきましょう!

Radioheadのアルバムの中で1番人間味がある出来の1stアルバム「Pablo Honey」。
これが世に出ていなかったら、彼らは生まれた時からプロのミュージシャンなのではと疑ってしまいます。

かの有名な「Creep」は1stアルバムの曲なのです。
いまだにその呪縛がRadioheadを苦しめる、説明不要の暑苦しいラブバラード。

でもみんな大好きなんです・・・

「Anyone Can Play Guitar」は、キャッチー過ぎるメロディーラインのギターロックです。
どこか、何かを・・・”イケてる”をはき違えているような・・・でもそこがいいんですよね。

「You」は、際立って透き通った声に不穏なギターリフが鳴り響く可愛らしいグランジです。
声の若さにびっくりするかもしれません。

「Thinking About You」はラブバラードで、可愛げがあってオススメです。

さて、Radioheadのおすすめアルバムランキングはついにここからトップ3です!
どんなアルバムがランクインしているのでしょうか?

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