昨年11月から始まった５大ドームツアーの最終日。関ジャニ∞の地元大阪ということもあって、今か今かと開演を待つファンの熱気がハンパない！
開演５分前頃、急にステージに登場したメンバー。メンバーは皆ステージ衣装ではないし、よく見れば一人足りない。「え？どうしたんだろ？」「あれ？誰かいない」異例の登場に会場からどよめきが起こりました。
関ジャニ∞ 2016/1/17 京セラドーム大阪 感想ライブレポート
タイトル：関ジャニ∞の元気が出るLIVE
開催日 ：2016年1月17日
会場 ：京セラドーム大阪
※セットリストは記事の最後に記載しています。
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どよめく観客に向かって村上君から「大倉君が急性腸閉塞で、今日のライブに参加できません」との衝撃的な報告が。私はびっくりして言葉を失い、周りでは多くの人がショックで泣いていました。
「６人でライブをやるかどうかはお客さんに決めても来たい」「それでも、やりますか？」との問いに、観客は答えは「イエス」。結果６人で公演を行うことになりました。最初の円陣から全てにおいて、大倉君の穴を埋めよう、何とかしよう、盛り上げよう、とメンバー一丸となっていました。
私はこんな事件が起こるなんて考えたことなかったです。たった一人でも欠けてしまうと、こんなにも違うんだなって思いました。６人だと力不足というわけではなく、やっぱり７人で一つなんだなって改めて感じました。
いい意味でメンバー愛が重くて、それだけで泣けました。大倉くんが本当にメンバーに愛されてるのがひしひしと感じました。
ライブ本編スタート！
開始直後、横山君に妙な違和感を感じていたら、大倉君の衣装を着ていました。背の高めな横山君でも、メンバー1背の高い大倉君の衣装だと少しだぶついて見えました。
「へそ曲がり」で安田君が観客を煽ったあとおもむろにTシャツをめくると、お腹には大倉君のうちわが！実は他のメンバーもうちわを隠し持っており、それからずっと最後までメンバーは大倉君のうちわをアピールし続けて歌いました。
歌パートは全員で分担。ところどころセリフや歌詞を、大倉くん絡みに面白おかしく変えてました。みんな大倉君を心配しつつ「大倉の分まで騒ごうぜ！」と、いい意味で不在を笑いに変えて観客を楽しませてくれました。
関ジャニ∞の魅力の一つであるバンド演奏。ムービングステージでアリーナ後方に移動しながら演奏する姿は男気にあふれて、とてもかっこいいです！
でも、この日は誰にも叩かれていない空っぽのドラムセットを見てるのが辛かったです。いつもドラムを叩いている時、大倉君は後方からの風で後ろ髪がピョコピョコ揺れていて可愛かったのに…
バンド曲後のMC
MCでは村上君が「声出てるかー？」とC＆Rをした時、横山君が「大倉、こんなんするよなぁ」とドラムセットのシンバルをシャシャンと鳴らしました。村上君曰く、横山君がドラムセットに座るのは練習時もなくとても貴重だそう。こういうちょっとしたことからもメンバー愛とファンへの気遣いを感じました。
「ふりむくわけにはいかないぜ」～「Heavenly Psycho」までの流れは、曲と演奏とツアーコンセプト（元気が出る）ががっちりリンクしていて、背中を押してくれるような勇気をもらえます。
渋谷君の力強いブルースハープと丸山君のえび反りのような姿勢でベースを弾く姿がかっこいいです！バンドの時は、ジャニーズのライブということを忘れるくらい皆ガツガツして突っ走ったような男臭さが出ていて、とても好きです。
キャンジャニ披露
CMで披露した女装姿のキャンジャニで、観客が一番注目したところは「すば子（渋谷）のTバックは今日は何色か？」だったんじゃないでしょうか？ちなみに最終日は蛍光黄緑色。一人だけスカートが短いのでターンするたびにパンチラするのですが、この日は極限までスカートを短くしていたので、登場からすでに1/3パンツ見えてました。
錦子（錦戸）の女装が抜群に可愛い！錦戸君はアドリブ下手なので、この日もガニ股＆大声で「ガッビーン！」を無茶振りされてドキドキしてました。無茶振りに振り回される錦戸君が可愛いです。
MCで、普段ならすば子（渋谷）、横子（横山）、村子（村上）、倉子（大倉）がステージに残るが、この日は３人だけ。その状況を見て「久しぶりね、この３人で集まるのは」と村子。この一言で、私の中で”大倉君がいない寂しさ”から”年上３人だけの特別な時間”に変わりました。
また、丸子（丸山）を貶しまくる倉子の代役を安子（安田）が担当。即興で頑張っていました。その二人のぎこちないやり取りを見た横子が「丸子、やっぱあなたには倉子が必要ね」と突っ込んでました。
ライブ中盤のユニット
１曲目「渇いた花」は、渋谷君と村上君。二人で自然にアイコンタクトをとりながら歌う様子に、ただただ引き込まれました。渋谷君のブルースハープと村上君のピアノだけでも貴重ですが、更に横山君のトランペットが加わって３人で歌う姿をいつか披露してほしいな、と思います。
２曲目は横山君と錦戸君の「バナナジュース」。
JUKE BOXツアーからのバンドの新たな武器として加わった横山君のトランペット。回を重ねるごとに上達してます！錦戸君のサックス披露は今回が初ですが、まるで長年やっていたかのように余裕を感じさせる演奏でした。二人ともたくさん練習してるんだろうな。
３曲目の「my store」は丸山君、安田君、大倉君。
大倉君の代役は、なんと渋谷君。
体の大きい大倉君の衣装を体の小さい渋谷君が着てるので、衣装がダブダブでとっても可愛い！まるで”名探偵コナン”のような渋谷君。ダンスや立ち位置がわからないため、うっかり安田君にかぶっちゃったり「渋やん、こっち！」とか言われながらも、ちょこちょこステージを走り回っていました。
ユニット最後は「LOVE&KING」。
村上君が”月曜から夜更かし”でマツコさんに散々いじられている”KING”の姿でラップします。普段は曲の中盤からダンサーに扮した他のメンバーが登場するのですが、この日は前曲でステージにいた丸山君、安田君、渋谷君がそのままの衣装で残ってしょっぱなからダンスして盛り上げました。
特に渋谷君がテンションMAXで主役のKINGにかぶるくらいハチャメチャに動きまわるので、KINGが「俺より前に出るて何やねん！」とぼやいてました。横山君錦戸君は通常の衣装で真面目にダンスしていたので、この２人と他４人のわたわたぶりが面白かったです。
「勝手に仕上がれ」のC＆Rはまさに会場が一帯となりました。丸山君のスラップもバッチリ決まってました。
メンバーも観客も全てを振り絞った後、MCをする渋谷君の目からは涙が。今日７人じゃないこと、大倉君ファンの気持ちのこと、６人で頑張ったこと、大倉君自身の気持ちのこと…全ての想いを受け止めての涙だったと思います。
「ごめんなさい…」「６人でも７人でも８人でも関係ない」という言葉がシンプルに胸に響きました。その涙とMCを受けての「侍唄」が一番印象的でした。大勢のファンが泣いていました。
ライブ最後の曲
最後の曲「元気が出るsong」の曲紹介をした錦戸君が、途中でふと気づいて「”元気が出る”（というコンセプトで作った曲）なのに大倉は（病気だから）…」と困り顔。そんな錦戸君を見て村上君を筆頭にメンバーが「そこ（コンセプト）は変えずに行こうよ！」と必死のフォロー。
こう言うちょっとしたやり取りがとても面白いです。渋谷君はずっと大倉君のうちわを持っていました。また、渋谷君が「笑いあった帰り道」の時、うちわに向かって歌ったり、丸山君が「いつか笑って話そう」と歌詞を変えたり、「ずっと一緒」部分はメンバー一人一人がうちわに向かって歌うなど、それぞれ大倉君に向けて歌っている感じがしました。
大倉君のパートを観客が歌うことになり、会場全体で大合唱。ラスト錦戸君が「いつか永遠と ”呼べるまで”」を「”お大事に”」と替えて歌い、ジーンときてた会場が一気に大爆笑に。それに便乗して渋谷君が「おーくらー」と伴奏部分に合わせて歌い、更に爆笑。しんみり終わるところを笑顔で終わらせてくれました。
大倉君不在だった最終日
最終日は”大倉君不在”という事がものすごく大きいので、どうしてもそこに偏った感想になってしまいます。でも、横山君のシンバルやキャンジャニ年上３人残り、ユニットなど”不在が故見ることができた嬉しいシーン”もありました。こんな言い方をすると大倉君のファンからは怒られるかもしれませんが…。
大倉君の穴を埋めるためにメンバーがやったことの中にもファンから賛否両論があるそうですが、私は６人が頑張った最高のライブだと思います！
アンコールのバルーンも、通常錦戸君＆村上君ペアのバルーンは３塁側から中央までしか来ないため１塁側のファンは寂しかったと思いますが、大倉君がいないため錦戸君は安田君とペアになりバルーンに乗ったので、１塁側のファンは嬉しかったと思います。
関ジャニ∞は、良い意味で”アイドルらしくないアイドル”だと思います。もちろんキラキラした部分もありますが、全員よくしゃべり、よくふざけ、下ネタあり、頭をスパーンと叩いたり…。いろんな面を持っているので、３時間のライブも全く飽きません。
”100％キラキラアイドルの王子様”という感じではなく、”ただの気のいいにいちゃん達”なので「ジャニーズなんて」と思っている方にオススメです。また、男性エイターも多くライブにいるので、男だから浮くなんてことはありません。
ライブ終了後からネットでは、大倉君を心配するツイートと「腸閉塞とはどんなものか」というツイートで溢れかえっていました。
後日、無事復帰したという発表を聞いて本当に安心しました。
今年の夏にまたライブがあるので、メンバーも自分も健康でありますように、と思います。
関ジャニ∞ 2016/1/17 京セラドーム大阪 セットリスト
キング オブ 男！
へそ曲がり
がむしゃら行進曲
前向きスクリーム！
モンじゃい・ビート
ふりむくわけにはいかないぜ
LIFE ～目の前の向こうへ～
言ったじゃないか
Heavenly Psycho
ズッコケ男道
CANDY MY LOVE
バリンタン
夏の恋人
渇いた花
バナナジュース
my store ～可能性を秘めた男たち～
LOVE & KING
WASABI
韻踏ィニティ
ナントカナルサ
High Spirits
勝手に仕上がれ
侍唄
～アンコール～
Clover
急☆上☆Show！！
T.W.L
無責任ヒーロー
あおっぱな
元気が出るSONG
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