エレカシの名盤アルバムとは?ファンが選ぶおすすめランキングベスト10!

1980年代後半、世は空前のバンドブームを迎えます。
そんな中エレファントカシマシはデビューしました。

当時よく比較されたのがユニコーン(奥田民生率いるバンド。解散、後に再結成)、エコーズ(作家 辻仁成の在籍したバンド)などでした。
多くのバンドが、生き残りをかけてそれぞれが苦難するという異例の時代。
当然、エレファントカシマシもその荒波の渦中にいました。

4度に渡るレコード会社の移籍。
サウンドの変化を求められるなど、意に反した状況も多々ありました。
それでも自分達のロックは貫き続けました。

そしてその足跡として数々の名曲を残しています。
シングルカットされた曲はもちろんですが、アルバムに収録されている曲にも数々の名曲があります。
エレファントカシマシのファンの人はもちろん、今まであまり聴いた事がないという人にもおすすめのアルバムを厳選して、ランキング発表してみたいと思います。


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エレファントカシマシの人気おすすめアルバムランキング:第10位~第4位

第10位.「風」

発売日:2004年9月29日
おすすめ曲: 「平成理想主義」

【収録曲】
01. 平成理想主義
02. 達者であれよ
03. 友達がいるのさ
04. 人間って何だ
05. 夜と朝のあいだに…
06. DJ in my life
07. 定め
08. 勝利を目指すもの
09. 今だ!テイク・ア・チャンス
10. 風

1曲目の「平成理想主義」の出だしを聴いた時、間違って違うアーティストのCDを買ったのか?ともう一回ジャケットを確認しました。うん。間違っていませんでした。「エレファントカシマシ」です。

ちょっとエレファントカシマシらしくないという意見もありますが、逆に違った一面が見られます。
全体的にこのアルバムは地味な位置付けですが、バンドサウンドのバランスも良く秀作だと思います。


第9位.「東京の空」

発売日:1994年5月21日
おすすめ曲:「東京の空」

【収録曲】
01. この世は最高!
02. もしも願いが叶うなら
03. 東京の空
04. 真冬のロマンチック
05. 誰かのささやき
06. 甘い夢さえ
07. 涙
08. 極楽大将生活賛歌
09. 男餓鬼道空っ風
10. 明日があるのさ
11. 星の降るような夜に
12. 暮れゆく夕べの空

エレファントカシマシは4度、レコード会社の移籍をしていますが、このアルバムは最初に所属したエピックソニーの最後のリリースになります。
売り上げ不振の為、契約を解除されるというヤバい状況の時の苦悩のアルバムですね(笑)。

それまでのゴリゴリのロック色から、少しポップな要素を含んでいます。
タイトル曲の「東京の空」では、当時フリージャズのトランペット奏者として活動していた近藤等則氏を迎えています。
エレファントカシマシとの演奏の駆け引きはぜひ聴いてみてください。
ファンク色を出したりと色々試みたのが伺えます。

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第8位.「MASTER PIECE」

発売日:2012年5月30日
おすすめ曲:「ワインディングロード」「大地のシンフォニー」

【収録曲】
01.我が祈り
02.Darling
03.大地のシンフォニー
04.東京からまんまで宇宙
05.約束
06.ココロをノックしてくれ
07.穴があったら入いりたい
08.七色の虹の橋
09.ワインディングロード
10.世界伝統のマスター馬鹿
11.飛べない俺

通算21枚目のアルバム。
初期の頃と比べるとやっぱり聴きやすく、「これぞエレファントカシマシ!」いった安定感がありますね。
結成20年以上の円熟を感じます。

これまでの紆余曲折を思うと「よくぞここまで来た。」と泣けてきますね。
けれどしっかり根底にはロックがあってさすがです!
初めてエレファントカシマシを聴く人にはおすすめの1枚です。


第7位.「浮世の夢」

発売日:1989年8月21日
おすすめ曲:「うつらうつら」「珍奇男」

1.夢のちまた
2.うつらうつら
3.上野の山
4.GT
5.珍奇男
6.浮雲男
7.見果てぬ夢
8.月と歩いた
9.冬の夜

う~ん。ある意味問題作ですかね。
そんなアルバムです。

エレファントカシマシが有名になった頃から聴いた人には「何だこりゃ?」と思われるのが当たり前だと思います。
歌詞も文語調が多く意味不明。
ヴォーカルも絞り出すようにシャウト。

けれど思い出してみてください。
この頃はバンドが溢れ、それぞれの特色を出そうと競争でした。
しのぎを削る中敢えてこういう方向へ進んだとは考えられないでしょうか?
それともそういうのが本当に嫌になって厭世的になったんですかね?
まあ推測でしかありませんが。

とにかくエレファントカシマシを語る中で外せない1枚です。
ちなみに泉谷しげる氏の若い頃のヴォーカルとあぶらだこ(80年代の変拍子パンクバンド)の歌詞を思い出しました。失礼。

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第6位.「扉」

発売日:2004年3月31日
おすすめ曲:「歴史」

【収録曲】
01.歴史
02.化ケモノ青年
03.地元の朝
04.生きている証
05.一万回目の旅のはじまり
06.ディンドン
07.必ずつかまえろ
08.星くずの中のジパング
09.イージー
10.傷だらけの夜明け
11.パワー・イン・ザ・ワールド
12. (エンハンスド)<ドキュメンタリーフィルム「扉の向こう」劇場予告編映像>収録

エレファントカシマシにとって、3度目のレコード会社東芝EMI時代にリリースされたアルバム。

2度目のポニーキャニオン時代に一気に知名度はアップし、注目されるようになりました。
しかし、その反動でしょうか?
またチョット難しい方向へ向かったような気がします。
けれど今回は小説の様なタッチで文庫本を読んでいるような感じがします。


第5位.「STARTING OVER」

発売日:2008年1月30日
おすすめ曲:「俺たちの明日」「リッスントゥザミュージック」

【収録曲】
01.今はここが真ん中さ!
02.笑顔の未来へ
03.こうして部屋で寝転んでるとまるで死ぬのを待ってるみたい
04.リッスントゥザミュージック
05.まぬけなJohnny
06.さよならパーティー
07.starting over
08.翳りゆく部屋
09.冬の朝
10.俺たちの明日
11.FLYER

それまでの鬱積したモヤモヤを吹き飛ばすような爽快なアルバムです。
またまたの4度目の移籍先ユニバーサルミュージックからのリリースです。

インタビューで本人達も「気分が一心した。」と言っている通りに開放感が伝わってきますね。
明るく前向きになれますよ。

アルバムの収録曲の中で荒井由実(現:ユーミン)の「翳りゆく部屋」をカヴァーしています。
これもまたイイですね~。おすすめです。

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第4位.「昇れる太陽」

発売日:2009年4月29日
おすすめ曲:「絆(きづな)」「桜の花、舞い上がる道を」

【収録曲】
01.Sky is blue
02.新しい季節へキミと
03.絆(きづな)
04.ハナウタ~遠い昔からの物語~
05.あの風のように
06.おかみさん
07.It’s my life
08.ジョニーの彷徨
09.ネヴァーエンディングストーリー
10.to you
11.桜の花、舞い上がる道を

アルバムチャートでオリコン3位にランクインした1枚です。
エレファントカシマシのサウンドが確立された感じです。

リアルに現実を綴りながらこれからへ向かっていくという姿勢は、昔の内向的な感じとは違って感じますが、実はどちらも根底には同じ想いがあると思います。

生きていく上で、明日がある限り前向きに行きたいって想いですね。
けれど若さ故に迷い、どうして行けばいいかよく分からないから否定的になったりするんですけど、年をとれば色々な事が見えてきて、優しくなれたり頑張ろうってまた思えたりするんですね。

あれ?なに言ってんだ?エラソーに。
けれどそんな心境を歌った「桜の花、舞い上がる道を」が収録されていますよ。


ベスト3

さて、エレファントカシマシのおすすめアルバムランキングはついにここからトップ3です!
どんなアルバムがランクインしているのでしょうか?

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