数々のヒットチャートを賑わしてきたMr.Children(ミスター・チルドレン)。
その魅力はキャッチーなメロディーやボーカル桜井和寿の特徴的な歌唱力に注目が集まりがちです。
しかし、彼らの曲はそれだけでなく、独創的で日常とリンクした魅力的な歌詞が多くのファンに共感を与えています。
そんなMr.Childrenの心に響く歌詞を、ランキング発表してみたいと思います。
Mr.Children(ミスチル)の歌詞について
Mr.Childrenのほぼ全ての楽曲をボーカル・ギターの桜井和寿が担当しています。
恋愛特有の切なさだけでなく、生きる上で道標となる歌詞、そして何よりも人々の日常にリンクしたリアルな歌詞が聞いている人の心を惹きつけ、とても共感できる歌詞ばかりです。
さらに、韻の踏み方やメロディとの調和が素晴らしく、聞いている人の心を掴んだまま離しません!
Mr.Children(ミスチル)の好きな歌詞ランキング:第10位~第4位
第10位.「my life」
発売日:1993年9月1日
収録アルバム:『Versus』
作詞:桜井和寿
「いい事ばっかある訳ないよ それでこそ my life」
3thアルバム『Versus』に収録されている「my life」は、失恋がテーマになっている名曲です!
初期のMr.Childrenは「失恋」というテーマをとても心地良くポップに奏でています。
「my life」も例外ではなくメロディーも音色もとてもポップで、だからこそ切ない歌詞が響きます。
私もこの曲を聴くと若い頃の甘酸っぱい経験を思い出すとともに、素敵な恋愛をしたいな〜という気持ちになります。笑
「それでこそ」という歌詞がポイントで、自分自身に言い聞かせていたり、一種の「強がり」にも聞こえて、若い男性の心情を見事に表しています。
ポップなメロディーとも調和が良くて心に響きます!
第9位.「I’ll be」
発売日:1999年5月12日
収録アルバム:『DISCOVERY』(アルバムバージョン)
作詞:桜井和寿
「不甲斐ない自分に銃口を突き付けろ 当たり障りない道を選ぶくらいなら
全部放り出して コンプレックスさえもいわばモチベーション」
17thシングル「I’ll be」は友人であるサッカーの名波浩選手へ送った曲です。
桜井和寿は「発散するイメージ」でこの曲を作ったといいます。
曲全体が自分自身を奮い立たせるような歌詞ばかりで、私もこの曲大好きです!
「当たり障りない道」を選びそうな時は、「不甲斐ない自分に銃口」を突きつけようと思います笑
自分を奮い立たせたい時や人生で迷った時に聞くと、とても心を打たれます!
第8位.「彩り」
発売日:2007年3月14日
収録アルバム:『HOME』
作詞:桜井和寿
「僕のした単純作業が この世界を回り回って まだ出会ったこともない人の笑い声を作ってゆく」
13thアルバム『HOME』に収録されている「彩り」は、日常の大切さが表れている曲です。
歌詞にもある通り、「単純作業」という「日常」が誰かの「笑顔」を作っていく。そんな普遍的なメッセージが、暖かいメロディーに乗せて表現されています。
普段の日常に意味を見出せない人や、「生きていることに意味はあるのか」と悩んでいる人にぜひ聞いていただきたい一曲です!
第7位.「ひびき」
発売日:2006年11月15日
収録アルバム:『B-SIDE』
作詞:桜井和寿
「見つからなかった探し物はポケットに入ってました。と 幸せなんかおそらくそんな感じでしょ!?って君の声は教えてくれる」
29thシングル『しるし』のB面として2曲目に収録されている「ひびき」は、桜井和寿が自転車に乗ってる時に頭に浮かんだというエピソードがあります。
クラッカーを鳴らす喜びの中、世界のどこかで銃声が聞こえてたり物騒なことが起こっていたりするという平和的なメッセージも含まれている曲です。
だからこそ、「幸せ」を語っている歌詞がとても印象的で、「幸せは近くにあり、大事なのはそれに気づくことができるか」という生きる上でも重要なメッセージを残してくれています。
今幸せの最中にいる人々にぜひ聞いてほしい曲です!
第6位.「くるみ」
発売日:2003年11月19日
収録アルバム:『シフクノオト』
作詞:桜井和寿
「希望の数だけ失望は増える それでも明日に胸は震える」
25thシングル「くるみ」は、出会いと別れを歌った曲です。
「出会いと別れ」と「希望と失望」が同じ目線で表現されていて、「来る未来(=くるみ)」に向けた曲になっています。
「くるみ」を擬人化させるという桜井和寿の天才ぶりが発揮された曲だと思います!
出会いと別れの時期にいる人々に聞いていただきたい一曲です!
第5位.「HERO」
発売日:2002年12月11日
収録アルバム:『シフクノオト』
作詞:桜井和寿
「人生をフルコースで深く味わうための いくつものスパイスが誰もに用意されていて
時には苦かったり渋く思うこともあるだろう」
24thシングル「HERO」は桜井和寿が我が子のことを思い作った曲と言われています。
この歌詞は、人生をコース料理で例え、いくつものスパイスを選ぶことができるといういかにも天才的な歌詞です。笑
また、この曲がリリースされる前に桜井和寿は小脳梗塞を患い、休養していました。曲の構想はそれ以前に出来上がっていたそうですが、そういった経験もこの歌詞を作り出しているのかもしれませんね。
第4位.「名もなき詩」
発売日:1996年2月5日
収録アルバム:『深海』
作詞:桜井和寿
「あるがままの心で生きられぬ弱さを誰かのせいにして過ごしてる
知らぬ間に築いてた自分らしさの檻の中でもがいているなら 僕だってそうなんだ」
10thシングル「名もなき詩」はライブで演奏されることも多い人気曲です。
私は昔からこの曲が好きだったのですが、20歳をすぎて「自分」という一人の人間と対峙した時に改めてこの曲を聞き、サビの歌詞で涙があふれました。笑
私なんかが自分と対峙したところで「誰かのせい」にするしかないと思っていたのですが、「自分らしさ」を「檻」と表現するこの曲にパッと気づかされました。笑
Mr.Childrenの魅力の一つに、自分の年齢によって曲の印象がガラッと変わる印象があるのですが、この曲こそそれを実を身を以て感じた一曲です。
自分自身と対峙して、行先に迷っている人に聞いてほしいです!
さて、Mr.Childrenの好きな歌詞ランキングはついにここからトップ3です!
どんな歌詞がランクインしているのでしょうか?
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