1988年BOOWY解散後、ソロアーティストとしてストイックに活動をしてきた氷室京介。
そのストイックに憧れをもちファンになるひとは、一般人だけでなく数多くのアーティストも。
GLAYやJUDY AND MARY、MAN WITH A MISSIONなどが影響を受けたと公言しています。
今回はそんな氷室京介の発表してきた曲の中の「歌詞」に焦点を当てて、氷室京介の良さをお伝えしていきたいと思います。
氷室京介の心に響く歌詞ランキング:第12位~第4位
第12位.「SAY SOMETHING」
発売日:2006/12/20
収録アルバム;IN THE MOOD
作詞:TAKURO(GLAY)
GLAYのTAKUROがすべて作詞を行っている、オリジナルアルバム「BODERLESS」に収録されている曲です。
タイトルの通り、愛していた女性に「なにか、言ってくれよ」そう言っているような歌詞が魅力的です。
お前をあんなに愛していたのに、あの愛はどこに行ってしまったのか。
「俺はお前をまだ愛している、何か言ってくれ。」といった歌詞がなんとも男の惨めさとピュアな気持ちを醸し出します。
恋愛には後悔が付きものだったりしますが、それを上手に表現されている歌詞だとおもいます。
第11位.「TASTE OF MONEY」
発売日:1988年9月1日
収録アルバム;FLOWERS for ALGERNON
作詞:氷室京介
氷室自身が作詞している曲で、実は氷室が作詞をする曲はレアなので、聴き逃せません。
一般的に歌詞は書く人の価値観や考え方が多く影響されるとおもからです。
この曲を歌う時氷室は「金がすべての世の中じゃねーぞ!」と必ず叫んでから歌います。
男を選ぶときに、貧乏な奴は選ばない。そんな女性を描いた曲なのですが、女がまあひどい奴。
「No Thanks Poor Boy」そんな風に言い放つ女!!世の中にはいろんな考え方がありますが、はっきり公言していなくてもお金で関係を決めているような人っていますよね。
そんな人に一撃バチンと決めてくれる曲なので聴いていて気分爽快です。
第10位.「Julia」
発売日:2000年10月18日
収録アルバム;beat haze odyssey
作詞:森雪之丞
でました!!森雪之丞氏の作詞作品。
森雪之丞氏は主に90年代の数あるヒット曲を世に出してきた人です。
ドラゴンボールの主題歌「CHA-LA HEAD-CHA-LA」も作詞していて、ジャンル問わずマルチに歌詞が書ける人。
森雪之丞氏の描く恋愛の世界観はものすごく綺麗で、一時期私は森雪之丞氏の考え方に恋をしたこともあります。
「Julia」はもう別れてしまった恋人のことを想い歌った歌詞。
主人公は恋人を思い出すと映画のように恋人の姿が綺麗で優しく映ります。
もう、誰かの人になってしまったのかな?あの日のままで時が止まった主人公を悲しくも美しく描いている歌詞です。
第9位.「ダイヤモンド・ダスト」
発売日:1999年10月27日
収録アルバム;MELLOW
作詞:森雪之丞
氷室史上最も純愛な曲といってもいい「ダイヤモンド・ダスト」。
こちらも恋愛歌詞のスペシャリスト森雪之丞氏の作詞です。
この曲は、「氷の世界」というドラマの主題歌としてオファーが来て発売された曲です。
タイトルのダイヤモンド・ダストというように、きらきらとした世界観が何とも魅力的。
心をダイヤモンドに例えて歌っている歌詞で、不器用な男性が一途に女性を愛する姿が描かれています。
こんな風に愛されたい!!!と何度思ったことか。
第8位.「永遠~Eternity~」
発売日:2000年1月15日
収録アルバム:MELLOW
作詞:森雪之丞
「永遠~Eternity~」は結婚式で使いたいくらい、一生愛を誓おうという二人の姿を美しく描いている歌詞が魅力的です。
歌いだしの「胸をナイフで裂いてその手で心に触れればいい」という歌詞には一度ギョッとしますが、考えてみてください。「お前のためなら痛みだって何とも思わない」と思わせるような愛の深さを測っている歌詞なのかと考えたら「ピュアやん~~。」とキュンとさせられるではありませんか。
永遠というタイトルの通り、永遠を二人で歩んでいくために愛を何度も測っている姿に心奪われること間違いなしです。
第7位.「HEAT」
発売日:1997年10月29日
収録アルバム:I・DE・A
作詞:松井五郎
「HEAT」は恋のスイッチが入った瞬間を描いている歌詞です。
この歌詞は氷室史上最大のヒット曲「KISS ME」を作詞した松井五郎氏が手掛けています。
松井五郎氏もヒット曲をたくさん輩出しており、ジャニーズのヒット曲も数多く手掛けていることで知られています。(V6やSexy Zoneなど)
松井五郎氏の歌詞の魅力は、キーワード性のある歌詞。
「HEAT」では「JUST FALLIN’」という歌詞が引き付けてくれ、まさに今恋をしたんだという感触があります。
この歌詞と爽快感のあるメロディが乗っかることで、ワクワク、ドキドキする感情が手に取るように感じます。
第6位.「IN THE NUDE -EVEN NOT IN THE MOOD-」
発売日:2006年12月20日
収録アルバム:IN THE MOOD
作詞:森雪之丞
こちらはちょっと悪い恋「不倫」がテーマになっている「IN THE NUDE」。
イケない恋だと分かっていても、どんどん相手の魅力に惹かれていき浮気が本気になってしまう姿が描かれています。
いけない恋ってしちゃいけないし、したくないと思うんですが、この曲を聴くと「してみてもいいかも。」なんて思ってしまうくらい綺麗に描かれています。
「罪悪感があるなら薬指の指輪を抜いて、二人だけの世界を楽しもうじゃないか。」
あ~~!だめ、そんな恋しちゃだめ!!と止めたくもなってしまうのですが恋はスイッチが入るとブレーキが利かなくなるもの。そんな姿をリアルにも抽象的にも描かれている歌詞です。
第5位.「DRIVE」
発売日:1997年10月29日
収録アルバム:I・DE・A
作詞:松井五郎
「DRIVE」は車のドライブのような疾走感のある歌詞が魅力的な一曲。
歌詞はとってもシンプルですぐに覚えられるし、メロディが乗っかると最強に気持ちの良いナンバーです。
恋って急に落ちてしまって、歯止めが利かなくなるくらい夢中になってしまうことがありますよね。
この「DRIVE」はまさにそんな恋愛を描いています。
歌詞の中に「I DON’T CARE」というフレーズが繰り返しでてきて、印象深いのですが「恋に落ちたって知らないよ?」と自分に言い聞かせているのか、恋しそうな相手に伝えているのか。
もし、氷室が恋する相手だったら「うん、どうなったってあなたならいい!!」と言ってしまいそうです。
第4位.「STRANGER」
発売日:1988年9月1日
収録アルバム;FLOWERS for ALGERNON
作詞:氷室京介
「STRANGER」直訳すると「他人・変人」を指す意味がある単語です。
氷室はヤンキーで暴走族の族長だったことでも有名ですが、当時を振り返り「人と上手に融合できない自分」と葛藤していたと語っています。
「世の中にうまく溶けてやっていきたいけれど、できない。」という反抗期の氷室の姿を描いた歌詞は、誰しもが共感できるところがあるのではないでしょうか。
私はヤンキーでも暴走族でもありませんでしたが、思春期の頃人間関係ですごく悩んだことがあり、その時期に支えられたのが「STRANGER」でした。
決して答えが描かれているわけではないのですが、つらい気持ちを代弁してくれているような気がしました。
さて、氷室京介の好きな歌詞ランキングはついにここからトップ3です!
どんな歌詞がランクインしているのでしょうか?
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