氷室京介の曲に込められた意味とは？心に響く歌詞ランキング！

氷室京介の心に響く歌詞ランキング：第3位～第1位

第3位.「Ignition」

発売日：2006年12月20日
収録アルバム：IN THE MOOD
作詞：松井五郎

迷える一人の人間が葛藤しながらも明日へ歩いていく姿を描いた歌詞の「Ignition」。
この歌詞は、人を元気づけるというよりも共感を持たせてくれる歌詞が魅力的です。

なにか人生に躓いた時、明日が来るのが怖くて仕方ないなんてこと、誰にでも一度はありますよね。
そんなとき、この歌詞の主人公は自身を奮い立たせて明日へ歩いていきます。

「人生間違えているかもしれない。もう辛くて仕方ないけれど、まだ終わっちゃいないんだ」。

そんな風に自問自答しながらも歩んでいく主人公の姿が描かれている「IGNITION」は聴くと勇気が湧いてきます。

第2位.「The Sun Also Rises」

発売日：2013年8月21日
収録アルバム：25th Anniversary BEST ALBUM “GREATEST ANTHOLOGY”
作詞：森雪之丞

この曲は氷室曰く、息子のために書いたという曲。
具体的な製作秘話は語られていませんが、おそらく氷室と森雪之丞氏が何度も話をして出来上がった歌詞なのだと思います。

2010年代の氷室の楽曲は人生について語るものが増えている傾向があります。

息子たちが成人し始めたころでもあるので、子どもに語りかけるような優しい歌詞であることも魅力の一つです。

第1位.「REVOLVER」

発売日：2016年4月13日
収録アルバム：L‘EPILOGUE
作詞：森雪之丞

「REVOLVER」はもうファンは涙なしには語れなくなった名曲。
引退を誓った横浜スタジアムのライブ後、流れた楽曲です。

離れ離れになった男女を描いている歌詞ですが、ファンと氷室を結んでくれるような歌詞がなんとも胸の隙間にクリーンヒットしてきます。

「氷室京介を卒業する。」突然発言されたこの言葉に多くのファンが戸惑ったと思います。
結果として、無期限のライブ活動休止ということでしたが、唯一会えるライブを休止するということは、ファンにとっては永遠の別れに近いものがあります。

そんな発言をしたツアーの最終公演でながれた「REVOLVER」。

「離れるほど近くに感じるのが絆　咲き誇る微熱に　さよならは言わない」この部分はまさに氷室がファンへ送った最後のメッセ―ジ。

太陽の柔らかい光を想像させる歌詞がなんとも綺麗で涙必須の曲に仕上がっています。
何度聞いても涙があふれる名曲となりました。

ランキングまとめ

いかがでしたでしょうか。
こうしてランキングにしてみると、圧倒的に森雪之丞さんの作詞した曲のランクインが多いですね。

ロックというとどうしても情熱的でエロティックな歌詞が多くなりがちですが、氷室の曲の歌詞は愛を貫くものが多いです。
聴いていると、「そんな恋愛をしてみたい」と憧れを抱く歌詞が多く、氷室楽曲に魅了される理由がまた一つ分かったように思いました。