ライブ風景

安心して楽しめる?ライブ参加時の新型コロナウイルス感染症対策

  • 2020年6月26日
  • 2020年6月28日
  • LIVE

新型コロナウイルス感染症の感染拡大が続き、世界中のあらゆる経済活動に多大なる影響を及ぼしています。
その中でも最も大きな影響を受けたのは音楽業界だと言っても過言ではないでしょう。

2020年4月7日に政府から緊急事態宣言が出される前から、大小の規模を問わず数多くのライブの延期や中止が発表されて残念な思いをした方も多いと思います。

緊急事態宣言が解除された後も開催予定だったライブ・コンサートは続々と延期や中止が発表されている現状ですが、ライブハウスの休業要請もようやく解除されました。

日本国内では少し落ち着きを見せているように思われますが、まだまだ油断は出来ない状況なのでもしライブ活動が再開されても安心して楽しめるのか不安ですよね。

そこで今回はライブ・コンサートに参加する際の感染対策や注意点等のポイントを「劇場、音楽堂等における新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドライン」を基にご紹介します。


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劇場、音楽堂等における新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドラインとは

まず始めに、「劇場、音楽堂等における新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドライン」とは、公益社団法人 全国公立文化施設協会(略称:全国公文協)という全国の国公立文化施設の連携の下、地域文化の振興とわが国の文化芸術の発展に寄与することを目的に各種事業を行っている団体です。

そして、その全国公文協が新型コロナウイルスの影響で休業していた劇場や音楽施設等の活動再開に向け、5月14日に公表したガイドラインがこちら。
https://www.zenkoubun.jp/info/2020/pdf/0514covid_19.pdf

このガイドラインでは主に主催者、施設管理者側へ向けて感染防止や集客等のリスク管理について書かれています。
そしてもちろん、その内容は来場者側にも大事なことなのでぜひ一度目を通しておくことを強くおすすめします。

ライブ参加時の新型コロナウイルス感染症対策のために気をつけるべきポイント

来場者側はどのような点に気をつけてライブに参加すればいいのでしょうか。
上記ガイドラインの8ページ目〈公演当日の対策〉の項目を基に、ライブ当日の時系列順に注意点をまとめたいと思います。

まず始めに

まず始めに、ガイドラインにもあるとおり、発熱や咳、呼吸困難や全身倦怠感などの症状がある場合は来場を控えましょう。

楽しみにしていたライブに参加出来ないという残念な気持ちは痛いほど理解出来ますが、万が一のことがあっては他の来場者に、何よりアーティスト側に大きな迷惑をかけてしまうので体調に不安がある場合は来場を諦めましょう。

そして、いくら体調が良くても今ではすっかり常識となった「マスク着用、咳エチケット、こまめな手指の消毒、体調管理」をきちんと行ったうえでライブ会場へ向かいましょう。

一人ひとりの心がけが大事です。
そのことを念頭に置いてライブ当日の注意点を確認していただければと思います。

入場前(物販など)

ライブ当日に会場に到着したらまずグッズを購入するという方は多いと思います。
ライブ参加の記念になる限定グッズは絶対に手に入れたいですよね。
しかしアーティストによっては長蛇の物販列に何時間も並ぶということは珍しくありません。

その際の注意点ですが、物販スタッフから前後の感覚に余裕を持って並ぶように指示が出ると思いますのできちんと従いましょう。
また、列の待ち時間を友達と話して時間を潰すという方も多いでしょうが、マスクをしていたとしてもあまり大きな声で話すことは控えるべきだと思います。

そして、お金の受け渡しによる接触感染のリスクを減らすためにも、クレジットカード等のキャッシュレス決済が可能なのならばそちらを利用したほうが安全だと思います。

長時間の行列による混雑を避けるために、アーティストによっては時間指定の物販整理券が配布されることもあります。
整理券に書いてある時間に会場に戻れば購入出来るので、長時間同じ場所に大人数が滞在することを避けられるので少し安心しますね。

事前にアーティスト側から整理券配布の有無についてはアナウンスがあると思うので、公式HPやTwitter等で情報を収集しておきましょう。

また、今後は事前のネット通販でのライブグッズ販売が主流になっていくことが予想されます。
そちらを積極的に活用することも感染拡大に繋がるので、事前に情報を収集しておきましょう。
ライブ前の物販等において感染を防止するために大事なことは情報収集です。

入場時

続いてはライブ入場時の注意点です。

整理番号順に入場のスタンディングのライブハウス公演、座席番号問わずに開場時間から入場できる指定席のホール公演のいずれも開場時間直後はどうしても入場口にたくさんの人が密集してしまいます。

早く会場に入りたい気持ちはわかりますが、入場口の混雑具合の様子を見て焦らず入場口へ向かったほうが安全かもしれません。もちろん入場列に並ぶ際も前後感覚に余裕を持って並びましょう。

ガイドラインにもありますが、今後はライブの入場については、「整理番号○○番~△△番までは□□時から入場」というふうに整理番号や座席番号によって時間を区切っての入場が導入されるかもしれません。
アーティスト側のアナウンスにアンテナを張って、事前に情報収集をしっかりしておいたほうがいいかもしれません。

そして、一部アーティストのライブでも既に導入されている入場時の検温、問診票の記入などがしばらくは必須となることが予想されます。

ガイドラインには、「体温が37.5℃以上、咳などの症状、過去2週間以内に感染が拡大する地域への滞在歴がある」といった場合は入場出来ないとあるので、もし自分がその条件に当てはまってしまった場合はおとなしく入場を諦めるしかありません。

おそらく該当者にはチケット料金の返金の対応がある場合もあるかもしれませんが、これは主催者側の判断によって変わってくるかもしれませんね。
来場者側としては返金措置をお願いしたいところですが…。

ライブ会場内でも引き続き周囲の人たちと距離を保ちましょう。
ガイドラインには「座席は原則として指定席にするなどして、適切に感染予防措置が席配置とするように」とあるので、ライブハウスであってもフロアに椅子を並べたライブ方式になるかもしれません。

ライブはスタンディングの前方エリアでもみくちゃになって楽しみたいという方も多いと思いますが、接触感染のリスクを避けるためにもこればかりは仕方ないでしょう。

ライブ中

ライブ中の注意点ですが、これは皆さんも予想がついているとおり原則として声を出すことや激しく動くこと、場合によっては席から立つことも禁止されるかもしれません。
拳を振り上げての歓声、アーティストとのコール&レスポンスがライブの醍醐味ですが我慢して観るしかないですね…。

演奏の細かい部分や照明・演出などの普段は目を向けない部分に目を向ける良い機会だと思って出来る範囲で精一杯楽しみましょう。

ライブ終了後

ガイドラインには整理番号や座席番号によって時間を区切っての退場を行うようにとありますので、ドームやスタジアム規模のライブのように規制退場が導入されることになると思います。
混雑を避けるためにアナウンスに従って退場しましょう。

ライブ後の会場周辺も混雑が続くので、友人たちとライブの感想を語り合いたい気持ちをグッと我慢して速やかに会場を離れるようにしましょう。

そして、ライブ後に混雑するのがコインロッカーやクローク(荷物預かり所)エリアです。
早めに荷物を回収してしまいたいところですが、余裕を持って空いてから回収するようにしましょう。

もしかしたら指定席のライブが主流になるかもしれませんので、荷物は会場内に持ち込みやすいので、荷物の件はそこまで問題にはならないかもしれません。

無事に家に帰るまでがライブなので最後まで気を抜かないようにして感染防止を心がけましょう。

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感染対策はいつまで?以前のようにライブを楽しめる日は来るのか

ライブ風景

以上、ライブ参加者が感染防止のために気をつけるべきポイントをまとめてみました。

もう何から何まで雁字搦めといった形で正直嫌になってしまいますよね…。
入退場にも時間がかかるし、もしかしたらライブの曲数も減ったりしそう…と考えれば考える程にマイナスな要素ばかりが浮かんでしまいます。

ライブハウスでクラスター(集団感染)が発生してしまったことから「ライブ=感染の恐れのあるもの」という認識を持ってしまった人も少なくありません。

ライブの主催者側、来場者側問わず、この「劇場、音楽堂等における新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドライン」にしっかりと目を通して感染防止を徹底し、ライブ会場でのクラスターを発生させないようにすることがライブに対する世間のイメージを変えることに繋がります。

ライブの本格再開がいつ頃になるのかを調べてみると、「最短でも2021年夏~秋頃」という医師や専門家等の見解がいくつか確認出来ます。
まだまだ先が見えなくて気持ちが落ちてしまいますが、私は今回のガイドラインが出されたことがライブの再開へ向けての第一歩だとプラスに捉えています。

またライブを楽しめる日が来ることを信じて、今はもしライブが開催されたとしてもガイドラインに乗っ取り、感染防止に努めましょう。
一人ひとりの心がけが新型コロナウイルス感染症の終息を早めるはずです。

また大好きなアーティストのライブを生で観られる日のために、今は我慢して、熱量を溜め込む期間と割り切ってこのコロナ禍を乗り越えましょう!


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