マルチな才能が光る！スガシカオ おすすめ人気曲ランキング10選

スガシカオのおすすめ人気曲ランキング：第3位～第1位

第3位.「黄金の月」

発売日：1997年5月28日
タイアップ：フジテレビ系アニメ「ハチミツとクローバー」挿入歌
収録アルバム：Clover

スガシカオ初期の名曲との誉れ高い曲です。
いや、初期と言わず、今までのキャリア全ての中と言われても良いのではと、個人的には思っています。

思い通りにならない現実と、やり場のない諦めにも似た想いが、すれ違う様を見事に切り取った歌詞で、共感出来るフレーズも多いのではないでしょうか？まさに身につまされる思いがします。

そんな“諦念”の中でも、僅かな希望を見いだそうとする確かな“チカラ”を感じます。

第2位.「そろそろいかなくちゃ」

そろそろいかなくちゃ
スガ シカオ
J-Pop
￥250

provided courtesy of iTunes

発売日：2000年10月25日
タイアップ：フジテレビ系アニメ「ハチミツとクローバー」挿入歌
収録アルバム：4Flusher

なんの変哲もないありふれた日常。何気なく無意味に過ごしてて…。
それはそれで“ラク”っちゃ楽だし。“タイクツ”と言えば退屈だし。

変化を求めるのもチョット面倒くさくて、躊躇しちゃうし。
ありふれ過ぎて誰も触れないような所を、チャンと突いて来るその着眼点はさすがです。

いつまでもこんな事が続くとは思ってないし、いつかその日は来るのも分かっているから余計に心に響くんでしょうね。

第1位.「ぼくたちの日々」

ぼくたちの日々
スガ シカオ
J-Pop
￥250

provided courtesy of iTunes

発売日：1998年10月28日
タイアップ：TBS系ドラマ「なにさまっ！」主題歌
収録アルバム：Sweet

本人自らのライナーノーツには「真夜中のコンビニで突然出来た曲」だと解説されています。
閃くときはそんなものなのでしょうか？まさかこの名曲をコンビニで思いついたとは（笑）。

捉えどころのない曖昧さを否定せずに、言葉に変えていく、スガシカオならではの傑作です。
あらゆる年齢層に当てはまる、普遍的なニュアンスも含んだ歌詞で、後世に残る楽曲だと思います。

ランキングまとめ

それでは、スガシカオのおすすめ人気曲ランキングトップ10の結果です！

01位. ぼくたちの日々

02位. そろそろ行かなくちゃ

03位. 黄金の月

04位. 愛について

05位. 夏陰～なつかげ～

06位. 夕立ち

07位. アシンメトリー

08位. 春夏秋冬

09位. 夜空ノムコウ

10位. Progress

あとがき「グレーな感情」

とかくこの世の中、二者択一の状況が多く、大抵「どちらにするか？」という選択を問われる事が殆どだと思います。
例えば「右か左か？」「白か黒か？」「YESかNOか？」といった具合に。

さらにはその決断に悩み、迷ったりしていると「優柔不断だ。」「決断力がない。」と、
頼んでもいないレッテルを張られたりしてイイ迷惑です。

そんな丁度中間にある感情はどちらかと言えばネガティブに捉えられがちです。
そして蓋をされてしまいがちです。
そんな「グレーな感情」。どっちつかずでもそれが本音。
それ、本当に決めないといけないのか？中間の考えが存在するのも当然のこと。

そんな中途半端にみえる「グレーな感情」を拾い上げたのがスガシカオではないでしょうか？
明白さを求めたそれまでの音楽に、曖昧さという本音をさらけ出して、多くの共感を呼んだアーティストだと思います。
彼の歌詞には、ひねくれた感情や辛辣な表現もありますが、そのなかに隠された“リアルな優しさ”に触れてみてはいかがでしょうか？

再度ミュージシャンを目指してチャレンジし、デビューしたスガシカオ。
彼の類いまれな『才能』が埋もれずに、世に出て来た事が最大の“ヒット”なのでは？