2018年9月26日に約4年ぶりとなる待望のニューアルバム「The Insulated World」のリリースを控えているDIR EN GREY。
今年春に開催された「TOUR18 真世界」に続き、「TOUR18 WEARING HUMAN SKIN」を8月2日の京都公演を皮切りにスタートさせました。
直訳すると「人間を被る」という4月にリリースされたシングル曲と同タイトルを掲げた今回のツアーはどういったものになるのでしょうか…?
今回は私mallow9240(20代後半・男性)が8月31日なんばHatch公演のアツいライブの模様をレポートさせていただきます!
【ライブレポ】DIR EN GREY TOUR18 WEARING HUMAN SKIN 大阪 なんばHatch 2018年8月31日 ※ネタバレ
タイトル:DIR EN GREY TOUR18 WEARING HUMAN SKIN 開催日 :2018年8月31日 会場 :大阪 なんばHatch ※セットリストは記事の最後に記載しています。 |
夕方17時頃に会場に到着すると既に多くのファン(通称・虜)達が集まり賑わっていました。
開場時間までのこの時間帯は毎回とてもワクワクしてしまいます。
到着するとまずはツアー恒例のパネルを記念に撮影。
開場時間である18時15分になると整理番号順に入場が開始。
瞬く間にフロアを虜たちが埋め尽くします。
私は下手(ステージに向かって左側)のフロア後方に陣取りました。
なんばHatchはキャパシティ(収容人数)1500人ほどのライブハウスなのでフロア後方からでもステージがとてもよく見えて、個人的には一番好きなライブハウスです。
開演時間である19時を少し過ぎ、場内が暗転。
重低音を効かせたオープニングSEと映像に合わせてメンバーが登場。
バンド結成の地である大阪でのライブということもあって大歓声が沸き起こります。
オープニング映像の最後には“Blessing to lose heart”と「人間を被る」の歌詞にもある言葉が映し出されていよいよライブが開演!
この日の一曲目は2016年にリリースされたシングル曲「詩踏み」
ライブ終盤やアンコールで演奏されることが多かったこの楽曲でライブの幕が開けるのはとても新鮮味がありました。
虜たちは拳を突き上げフロアの熱気が一気に上がります!
続いて披露されたのはインディーズ時代から存在している楽曲で4月にリリースされたシングル「人間を被る」のカップリング曲としてリアレンジされた「Ash」
虜に人気の高い楽曲なのでフロアも盛り上がります。
そしてアルバム「UROBOROS(2008年)」から独特の雰囲気を醸し出す「蜷局」、1月にリリースされたベストアルバムにリアレンジされ収録された「腐海」、DIR EN GREY屈指の綺麗なメロディの「輪郭」と聴き入るタイプの楽曲でライブは展開されていきます。
ニューアルバムのリリースに先駆けて新曲も披露
今回のツアーではニューアルバムに収録されることが予想される新曲も披露されているのです。
まず披露された新曲はこれまでのDIR EN GREYにはないリズムパターンと薫とDieのスリリングなギターフレーズが特徴的な楽曲、続いて披露された新曲は2016年9月に開催されたツアーでも披露されていた楽曲ですが当時と比べてアレンジ等も進化している印象を受けました。
立て続けの新曲披露にフロアが沸き上がる中、まだまだライブは続きます。アルバム「ARCHE(2014年)」の中でも一際異彩を放つ「Phenomenon」に続いて披露されたのは「THE BLOSSOMING BEELZEBUB」
アルバム「DUM SPIRO SPERO(2011年)」を象徴する楽曲であり、ボーカル・京のフロアに背を向け、マイクスタンドに取り付けたCCDカメラでステージ上のスクリーンいっぱいに自分の顔を映し出す狂気的なパフォーマンスにオーディエンスは固唾を飲んで聴き入ります。
この2曲を続けて聴けたことはDIR EN GREYの深い世界観を強く感じられて大満足でした。
そして会場が重厚な雰囲気に包まれる中、披露されたのは6月に出演したLUNA SEA主催のフェス・LUNATIC FEST.2018でもセットリストに組み込まれて話題となった新曲「Ranunculus」が披露されます。
ニューアルバムのリード曲ということもあり既に虜の間では人気曲となりつつあり、聴き入って涙を流す人の姿も珍しくありません。
続いて今回のツアータイトルにも掲げられいる最新シングル曲である「人間を被る」が披露されます。
個人的に今回のライブは二部構成のような印象を受けていて、この「人間を被る」からライブの第二部が始まったように感じました。
気づけばライブも終盤に差し掛かり、「THE FATAL BELIEVER」、「THE ⅢD EMPIRE」、「Beautiful Dirt」が立て続けに披露されフロアの熱気が最高潮に達する中ライブ本編は終了!
フロアからは割れんばかりの大歓声と拍手が起こり、間髪入れずにアンコールが起こります。
ほどなくしてフロアのアンコールに応えてメンバーが再登場!
アンコール一曲目に披露されたのはアルバム「MACABRE(2000年)」に収録されていてニューアルバムの特典ディスクにリアレンジして収録されることも発表されている「理由」
全体を通してのギターアレンジやギターソロ後半部分には大胆なリズムアレンジが施されていたので早く音源で聴いてみたいです。
続いて披露された新曲ではベース・Toshiyaの「Go MAD!」のコーラスをフロアも一緒になって叫びます。春のツアーでも披露されていたこともあり、虜の間にもかなり浸透している印象を受けました。
アルバム「ARCHE(2014年)」から「The inferno」、「Sustain the untruth」と続き、京がマイクを通さずオーディエンスを煽り、アンコールもいよいよラストへ!
今ツアーのアンコールラストはライブでも特に盛り上がる人気曲「羅刹国」!
フロアはヘッドバンギングの嵐!「邪鬼!」というメンバーのコーラスに合わせて多くの拳が突きあがります。
この日一番の盛り上がりを見せライブは終演。
終演後にはフロアの大歓声に応えて京がバケツの水を頭からかぶり、その水しぶきにToshiyaが驚いて笑顔を見せる場面もあり和やかな雰囲気に包まれる会場。
そして場内は再び暗転しステージ上のスクリーンに「Ranunculus」のミュージックビデオが上映されました。上映前にはドラム・Shinyaがスクリーンを見やすいようにシンバルを自ら外すファンへの気配りも。
DIR EN GREYらしく世界観を感じさせる情報量の多い映像についつい見入ってしまいました。
上映後、会場は改めて拍手に包まれてライブは終了。
全く予想がつかない待望のニューアルバム
今回のライブは緩急のつけたセットリストでDIR EN GREYの世界観にグッと引き込まれて約2時間のライブをあっという間に感じる素晴らしいライブでした!
DIR EN GREYのライブを見る度に思うのですが、ライブは生もので同じライブは二度とないということを今回のライブでは特に強く感じることが出来たというのが率直な感想です。
今ツアーで披露されている新曲を聴く限りではニューアルバムがどういう作品になるのか全く予想がつかないのですが、どの新曲もこれまでのDIR EN GREYにはあまりないタイプの楽曲だったのできっとニューアルバムでも私たちを驚かせてくれること間違いないだろうと期待しています!
リリースまで残り一ヶ月を切ったニューアルバム「The Insulated World」
果たしてどのような作品に仕上がっているのか…楽しみにしながら物販で購入したうちわで厳しい残暑を乗り切ろうと思います。
以上、DIR EN GREYのなんばHatch公演の模様をレポートさせていただきました。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
大阪2日目、今日もとても気持ちのいい時間と空間でした。ありがとう、大阪。
Toshiya#DIRENGREY#WHS#TheInsulatedWorldhttps://t.co/BjBnaHDnZF pic.twitter.com/UzLM3d4ts0
— DIR EN GREY (@DIRENGREY_JP) 2018年8月31日
セットリスト(曲順)
01.詩踏み -アンコール- |
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