2016年から2017年にかけてこれまでにリリースされたアルバムにスポットを当てたツアーTOUR16-17 FROM DEPRESSION TO_____を大盛況のうちに完遂させたDIR EN GREY。
2018年4月からはTOUR18 真世界と名付けられたおよそ半年ぶりとなるツアーが開幕し、DIR EN GREYのライブを待ちわびていたファン(通称:虜)が各地で熱い盛り上がりをみせています。
今回はDIR EN GREYの大阪公演には欠かさず参戦している20代後半大性が4月26日のなんばHatch公演の模様をレポートします!
果たしてDIR EN GREYが提示する「真世界」とはどういうものなのでしょうか?
【ライブレポ】DIR EN GREY TOUR18 真世界 なんばHatch 2018年4月26日 ※ネタバレ
タイトル:DIR EN GREY TOUR18 真世界 開催日 :2018年4月26日 会場 :なんばHatch ※セットリストは記事の最後に記載しています。 |
「DIR EN GREY西のホーム」と呼ばれているなんばHatch。
難波駅から会場へ歩いて向かう途中ではDIR EN GREYのTシャツを着た虜とすれ違うことも多く、ライブへ向けて気持ちが高まります。
会場に到着するとたくさんの虜たちが物販列に並んだり、公演日が入ったパネルを撮影したりしていてライブの日独特の雰囲気に包まれていました。
私は会場に到着したのが開場時間ギリギリだったのでパネル等の記念撮影が出来なくて残念でした…。
開場すると瞬く間に虜たちが会場を埋め尽くします。
前回のツアーから半年も間が空いたのでDIR EN GREYのライブを待ちきれない虜たちの熱狂が開演前から会場を包み込んでいました。
開演時間を少し過ぎて遂に「真世界」が開演!
オープニングSEと映像に合わせメンバーが登場!フロアからは大歓声が!
ツアータイトルがバックスクリーンに映し出され自然と拍手が起こります。
この日一曲目に披露されたのはシンプルなギターリフにDIR EN GREYらしいボーカルパートが映える2018年4月25日にリリースされた最新シングル「人間を被る」
発売されたばかりなのに拳を振り上げコーラスパートも完璧な虜たちはさすがです!
続いて披露されたのはアルバム『DUM SPIRO SPERO(2011年)』からヘヴィなギターリフに極悪なシャウトとメロディアスなサビが混在する「DIFFERENT SENSE」
フロアのボルテージは一気にMAXに!
個人的に大好きな楽曲なので私も一気にテンションがあがりました!
そして「LOTUS」、複雑な変拍子の「滴る朦朧」、最新アルバム『ARCHE(2014年)』から怪しげな雰囲気を持つ「禍夜想」に続いて披露されたのは2018年1月に発売されたベストアルバム『VESTIGE OF SCRATCHES』にライブバージョンの歌メロと新たなアレンジで再録された「腐海」
虜に人気の高い隠れた名曲にフロアは聴き入りながらも盛り上がります。
未発表の新曲も披露
ライブも中盤に差し掛かると切ないピアノのイントロが印象的でメロディアスな新曲が披露されました。
この新曲は2016年のTOUR16-17 FROM DEPRESSION TO_____[mode of 鬼葬]で披露され当時話題になったメロディアスな楽曲なのです。
当時とはアレンジを少し変えて演奏され、バックスクリーンには映像と合わせて歌詩も表示されたことから楽曲はほとんど完成している印象を受けたので制作中であるアルバムに収録されることを期待します。
そして今回のツアーで2016年2月の日本武道館公演以来に披露されている「てふてふ」に続き披露されたのは約10分にも及ぶ大作「VINUSHKA」
リーダー・薫が「DIR EN GREYのキラーチューン」と語り、アコギ主体の切ない静かなパートと激しい疾走パートが混在するこの楽曲で会場が一瞬の内にDIR EN GREYの世界観に支配されます。
ボーカル・京の「此処が真実だ!」にフロアも拳を振り上げ大歓声で応えます。
そしてこの日ライブ本編を締めくくったのはベストアルバムで再録されよりアグレッシブでライブ映えするアレンジに生まれ変わった「Beautiful Dirt」
メンバーがステージを激しく動き回り、激しく頭を振りながらギターを弾く薫の姿に触発されフロアの熱気も上がります。
熱狂そのままにライブ本編が終了。すぐさまアンコールが起こります。
フロアの熱いアンコールに応えてメンバーが再登場!
割れんばかりの大歓声がステージに向けられます。
薫は自らがプロデュースした阪神タイガースとのコラボ法被を着ていました。
アンコール一曲目に披露されたのはまたしても未発表の新曲!
パンクテイストでありながらキャッチーなサビでこれまでのDIR EN GREYにはなかったタイプの楽曲はとてもノリがよくて盛り上がりました!
そしてサビの大合唱で会場が一つになる「Sustain the untruth」、久しぶりに披露された「霧と繭」とアンコールは進み、いまやライブ定番曲となっている2016年にリリースされたシングル曲「詩踏み」のブレイク部分では演奏が聞こえないほどの大歓声が印象的でした。
ボーカル・京の「お前ら生きてんのか!?」という煽りに虜たちも熱く応え、この日のライブのラストに披露されたのはベストアルバムで再録された「THE IIID EMPIRE」!
フロアはジャンプとヘッドバンギングの嵐でこの日一番の熱気と盛り上がりに!
ラストのサビ前にはベース・Toshiyaがマイクスタンドを後ろに投げ捨てる恒例のパフォーマンスで虜の熱気も更に加速!
やっぱりアンコールラストの「THE IIID EMPIRE」は最高です!
京は演奏が終わると同時にお立ち台にへたれ込んでしまいましたがその表情はやりきったとてもいい笑顔でした。
メンバー全員が充実した表情でピックやタオルをフロアに撒いてステージを去った後も割れんばかりの大歓声と拍手が会場を包み込みました。
バックスクリーンにはバンド名とツアータイトルが再び映し出され「真世界」は終演。
フロアは熱く盛り上がり、メンバーも演奏を楽しんでいることが伝わってきた素晴らしいライブでした!
DIR EN GREYが提示した真世界
今回のライブ最大のハイライトは最新シングル「人間を被る」と合わせて披露された未発表の新曲2曲で間違いなしでしょう。
新曲2曲はそれぞれタイプが違い、現在制作中であるアルバムがどういった方向性になるのか全く想像が出来ません。しかしそこがDIR EN GREYの醍醐味なのです。
ライブの曲間で流れるSEも新しいものが使われていて、新たなDIR EN GREYの幕開けを感じさせるような印象を感じました。
DIR EN GREYが提示した「真世界」の先に何が待っているのかを楽しみに待ちたいと思います!
以上、DIR EN GREY TOUR18 真世界 4月26日なんばHatch公演をレポートさせて頂きました。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
大阪2日目、ありがとう。
Toshiyahttps://t.co/ix7lRfWlsW pic.twitter.com/ow0A4IYuLh
— DIR EN GREY (@DIRENGREY_JP) 2018年4月26日
セットリスト(曲順)
01.人間を被る 02.DIFFERENT SENSE 03.LOTUS 04.滴る朦朧 05.禍夜想 06.腐海 07.Midwife 08.鴉 09.新曲 10.てふてふ 11.VINUSHKA 12.DISABLED COMPLEXES 13.Beautiful Dirt -アンコール- 14.新曲 15.Sustain the Untruth 16.霧と繭 17.詩踏み 18.THE IIID EMPIRE |
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