1990年代、V系シーンだけでなく日本の音楽シーンを牽引していたLUNA SEA(ルナシー)。
2000年の終幕、2007年の一夜限りの再結成を経て2010年には本格的な再始動「REBOOT」を発表し、リリース、ライブ、主催フェスの開催など精力的な活動で多くのファン(通称:SLAVE)を熱狂させ続けています。
そして、2007年の一夜限りの再結成から10周年となる2017年12月20日に待望のニューアルバム「LUV」がリリースされました。
2013年にリリースされたアルバム「A WILL」以来4年ぶりとなる「LUV」の収録曲をレビューも交えてご紹介させて頂きます。
LUNA SEA「LUV」収録曲レビュー
1.Hold You Down
INORAN原曲のアルバムリード曲。
新たなLUNA SEAの幕開けにふさわしい、温かな光を感じることの出来る楽曲です。
ライブのオープニングナンバーとして、これからのLUNA SEAの新たな定番曲になること間違いなしでしょう。
2.Brand New Days
J原曲のストレートなロックナンバー。
シンプルな楽曲ですが、キャリアを積み重ねてきたメンバーだからこその説得力を感じさせてくれます。
明るい未来へ希望を見出している、これからのLUNA SEAを体現しているような楽曲です。
3.誓い文
SUGIZO原曲のポップナンバー。
全てを包み込んでくれるような温かみを感じることの出来る楽曲です。
「Hold You Down」と並びリード曲の候補としても挙がっていた楽曲であり、歌手・大黒摩季がコーラスとして参加していることにも注目です。
4.piece of a broken heart
RYUICHI原曲をSUGIZOがアレンジし、ヴァイオリンをフィーチャーしたナンバー。
独特のダークな雰囲気が次曲「The LUV」へ上手く引き継がれています。
Jのベースプレイが生み出すグルーヴが心地よく、ライブで真価を発揮することが期待出来る楽曲です。
5.The LUV
SUGIZO原曲のLUNA SEAらしいダークなロックナンバー。
「誓い文」に引き続き、大黒摩季がコーラスとして参加しています。
疾走感のある楽曲ですが、中盤には落とし込むパートもありメリハリが効いています。
ライブで盛り上がること間違いなしの一曲です。
6.Miss Moonlight
J原曲のミディアムナンバー。
シンプルな8ビートが心地よく、すんなりと耳に入ってくる楽曲です。
7.闇火
SUGIZO原曲のダークなナンバー。
INORANのアコースティックギターとSUGIZOのヴァイオリンがフィーチャーされた静かなパートから始まり、中盤よりバンドサウンドが入り激しく展開されていきます。
低いキーから高いキーまでを完璧に歌い上げるRYUICHIの歌唱力が特に光る一曲です。
8.Ride the beat,Ride the dream
INORANと真矢原曲のLUNA SEA初のインストゥルメンタル曲。
INORANの作成したEDMテイストのSEに真矢の生み出すビートが上手く融合しています。
ライブ中盤で披露されている真矢のドラムソロコーナーが音源化されたような楽曲であり、アルバム後半へ向けて良いアクセントになっています。
9.Thousand Years
INORAN原曲のポップナンバー。
背中を押してくれるような希望の光に満ちた印象を受ける楽曲です。
10.Limit
タイアップ:日本テレビ系アニメ「エンドライド」主題歌
J原曲の疾走感溢れるエッジの効いたロックナンバー。
2016年6月22日にリリースされたLUNA SEA初のアニメ主題歌タイアップとなったシングル曲。
「これぞLUNA SEA」!と思えるライブ映えすること間違いなしの一曲です。
11.So Sad
RYUICHI原曲をSUGIZOがアレンジしたバラード。
美しいギターのアルペジオが印象的で、まさにアルバムのハイライトを飾るにふさわしい楽曲です。
12.BLACK AND BLUE
SUGIZO原曲のファンクテイストを感じることの出来るソウルフルなナンバー。
「誓い文」と「The LUV」同様、大黒摩季がコーラスとして参加しています。
ギターのコードカッティングを始め、各パートが際立ったアレンジでバンドの進化を強く感じられ、ライブでどのように演奏されるのかが特に楽しみな一曲です。
まとめ
以上、LUNA SEA待望のニューアルバム「LUV」の全曲レビューでした。
「エッジ、亀裂から放たれる光」を表現したというアルバムジャケットの通り、全体を通して「光」を強く感じられるアルバムだという印象を受けました。
新たにライブのオープニング曲として定番になりそうな「Hold You Down」、ライブで盛り上がること間違いなしの「誓い文」、「BLACK AND BLUE」など、明るい楽曲が目立ちます。
その中でダークな雰囲気を持つ「piece of a broken heart」、「The LUV」、「闇火」の3曲が良いフックの役割を果たしています。
コンセプトは特に決めずに制作された「LUV」はメンバーが良い意味で「LUNA SEAらしさ」に囚われず、それぞれの個性を活かした楽曲を持ち寄ったことにより新たなLUNA SEAを感じさせるアルバムに仕上がったのだと思います。
2018年1月からは「LUV」を引っ提げたホールツアーが発表されており、ツアーを通じてアルバムの楽曲がどのように演奏されていくのかとても楽しみです。
「LUV」の楽曲が演奏されることでLUNA SEAのライブはこれまでとは違ったものになりそうな予感がします。
是非みなさんも聴けば聴くほどに惹き込まれていくLUNA SEAのニューアルバム「LUV」を聴いて、最新型のLUNA SEAを体感してみてください!
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