2017年にバンド結成20周年を迎えたDIR EN GREYが、2016年より開催中である過去にリリースしてきたアルバムと再び向き合うツアーの最終章である【mode of Withering to death.】が9月2日の京都ロームシアター公演より幕を開けました。
今回私(20代後半、男性)は、9月18日に開催された枚方市市民会館での公演に行って参りましたので、熱狂的なライブの模様をレポートさせていただきたいと思います!
※このページはネタバレを含みます。
【ライブレポ】DIR EN GREY TOUR16-17 枚方市市民会館 2017年9月18日 ※ネタバレ
タイトル:DIR EN GREY TOUR16-17 FROM DEPRESSION TO________【mode of Withering to death.】 開催日 :2017年9月18日 会場 :枚方市市民会館 ※セットリストは記事の最後に記載しています。 |
今ツアーでフィーチャーされているアルバム『Withering to death.』は、2005年にリリースされたDIR EN GREYが本格的に海外進出を果たすきっかけになったアルバムであり、ファンの間でも1,2を争う人気を持つアルバムです。
リリース当時のツアーに参戦していない私としては、まさか『Withering to death.』を主軸に据えたライブを見ることが出来きるとは思っていなかったので、今回のツアーは発表された時からとても楽しみにしていました。
会場に着くと、アルバムジャケットをモチーフにした看板が設置してあり、ライブに向けてテンションが上がります。
会場へ入る前に物販でステッカーを購入しました。
会場毎にデザインが違い、枚方は「七夕伝説発祥の地」ということで短冊と笹のデザインでした。
ステッカーには日付と会場名が入っているのでライブの記念として毎回購入しています。
そしてライブの開演時間が近づき会場内へ。
チケットはファンクラブ先行で手に入れ1階の中央付近の席でした。
ソールドアウトしている公演ということで瞬く間にファンが客席を埋め尽くします。
開演時間である18時を少し過ぎた頃、会場内BGMの音量が上がり暗転。
今ツアーのために作成されたオープニング映像とSEが流れます。
ファンの大歓声が響く中メンバーが登場。
枚方はドラム・Shinyaの出身地ということもありいつも以上にShinyaへ向けての声援が大きかったです。
ライブの幕開けは、アルバムでも一曲目に収録されている「Merciless Cult」。
ヘビィなギターリフ、力強いドラムに合わせファンは拳を振り上げます。
演奏が終わると同時に、スクリーンにツアータイトルが映し出される演出は、ライブが始まったことを改めて感じて鳥肌が立ちました。
そのままの勢いで「朔-saku-」へ。スクリーンには過激なMVが映し出されます。
ボーカル・京が「枚方―!」と煽り、ファンのボルテージは一気にMAXに。
ギター・薫の頭を大きく振りながら力強くギターを弾く姿にファンも頭を振り、拳を振り上げ応えます。
「THE FINAL」では京に促されファンによる大合唱で、会場が一つになっていると感じることが出来きました。
過去を再現するだけではない
ライブは中盤に差し掛かりアルバム『ARCHE』に収録されている「禍夜想」が披露されます。
今シリーズのツアーではただ過去のアルバムを再現するのではなく、最新アルバム『ARCHE』の楽曲もセットリストに組み込まれており現在進行形のDIR EN GREYの姿を見ることができるのもツアーの見所の一つです。
「孤独に死す、故に孤独」、「dead tree」では、京の感情剥き出しのパフォーマンスでDIR EN GREYが掲げるテーマでもある「痛み」が表現され、会場が独特の雰囲気に包まれます。
そしてDieがアコースティックギターを構え披露されたのは「悲劇は目蓋を下した優しき鬱」。
ライブで聴くのは初めてだったので集中して聴き入りました。
ライブは終盤に差し掛かり「Spilled Milk」、「Beautiful Dirt」が立て続けに披露され、『ARCHE』に収録されている「Revelation of mankind」、「The inferno」で会場は熱気に包まれたまま本編は終了しました。
メンバーがステージから捌けるとすぐにアンコールが起こります。
ファンのアンコールに応え、「G.D.S.」に合わせファンが拳を振り上げる中再びメンバーが登場。
ソリッドなギターリフが印象的な「GARBAGE」が披露されます。
続いて披露された「C」では、DieとToshiyaがドラム台に腰掛けて演奏していると、薫はすかさずShinyaの後ろに回り込みShinyaの地元凱旋を祝っているように見えました。
そして、サビで京からマイクを向けられたDieが、1フレーズ歌うという貴重なシーンも見られて大満足です。
この日の主役はShinya
京が「ここがどこかわかってるよなぁー!?」とShinyaへマイクを差し出すと、Shinyaが「枚方ー!枚方―!生きてるかー!枚方―!」と煽ると会場はこの日一番の大歓声に包まれます。
DieとToshiyaは、その様子をしっかりとiPhoneで撮影していました。
いつかどこかであの映像が公開されることを期待します。
そして2016年にリリースされた最新シングル「詩踏み」でライブは締めくくられました。
ライブ終了後再び京にマイクを差し出されたShinyaは「こんな枚方までわざわざありがとうございます。個人的には幼稚園の発表会以来、35年ぶりの市民会館なんですけど、次はもっと早く戻って来られる様に頑張ります。本当は一人ずつ送ってあげたいところなんですけど駅がすぐ近くなので各々勝手に帰ってください。」と8月にDieの地元・三重県伊賀市で行われた際のDieを真似た発言でファンからは拍手と大歓声が送られました。
それを受けてDieは「みんな一人ずつShinyaに送ってもらってな。アイツ俺の真似ばっかりしよるから。今日は楽しかったです。ありがとう。」と言いステージを後にしました。
スクリーンには再びツアータイトルが映し出され大歓声と拍手の中、Shinyaの地元凱旋公演は幕を閉じました。
枚方兄さんの凱旋liveでしたが、皆楽しめたかな?中々の歓声と景色でしたが…もっとイケたかな?枚方ありがとう。
Toshiya#DIRENGREY#modeofWitheringtodeathhttps://t.co/NjaEVMOaaU pic.twitter.com/d8E81QLn2Q
— DIR EN GREY (@DIRENGREY_JP) 2017年9月18日
DIR EN GREYのライブの魅力
DIR EN GREYのライブに行くようになって10年近く経ちますが、ここまでメンバーが発言している姿を見たのは初めてでした。
バンド内の雰囲気が良いことが伝わってきて、ファンとしてはとても嬉しいです。
心の底から「行って良かった!」と思う素晴らしいライブでした。
DIR EN GREYは決して前向きで明るいメッセージを発信しているバンドではありませんが、彼らのライブには最後は自然と笑顔になり「また明日から頑張ろう」と思うことが出来る不思議な力があります。
特に今回のライブでDIR EN GREYの最大の魅力はやっぱりライブにあることを改めて感じることが出来ました。
これからも自分たちのスタイルを貫き活動するDIR EN GREYを応援し続けていきたいと思います。
以上、DIR EN GREY 枚方市市民会館公演をレポートさせていただきました。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
【セットリスト】DIR EN GREY TOUR16-17 枚方市市民会館 2017年9月18日(曲順)
01.Merciless Cult 02.朔-saku- 03.Jesus Christ R’n R 04.Machiavellism 05.愛しさは腐敗につき 06.THE FINAL 07.禍夜想 08.孤独に死す、故に孤独 09.dead tree 10.悲劇は目蓋を下した優しき鬱 11.Spilled Milk 12.Beautiful Dirt 13.Revelation of mankind 14.The inferno 【ENCORE】 01.G.D.S. 02.GARBAGE 03.C 04.鼓動 05.SUSTAIN THE UNTRUTH 06.詩踏み |
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