福山雅治さんといえば今は国民的アーティストですが、昔は歌を通しての魅力がなかなか伝わらず、歌手としての人気に伸び悩んでいた時期もあったんです。
しかし彼の、心に刺さる歌詞づくりの技術は昔から変わっていませんよ。
そこで今回は、昔の曲から今の曲まで、幅広い年代の曲を含めた、心に響く歌詞ランキングを作成しました!
それではさっそく、心に響く歌詞ランキング第10位~4位までの発表です!
福山雅治の心に響く歌詞ランキング:第10位~第3位
第10位「1985年 Factory Street 夏」
1985年 Factory Street 夏
福山雅治
J-Pop
¥255
provided courtesy of iTunes
発売日:1994-06-09
収録アルバム;ONANDON
作詞・作曲:福山雅治
{歌詞の一部}
明日など見えない恋をしていた そうさ 何ひとつ迷わず 駆け抜けた
きっと誰よりも激しい恋をしていた そうさ 誰よりも激しく 駆け抜けた夏さ
この曲は6枚目のオリジナルアルバム「ONANDON」の1曲目に収録されています。
夏に始まる恋愛は熱しやすく冷めやすいなんて言いますよね、、、。
恋は盲目というのを「明日など見えない恋」という言葉で表しているのが福山さんらしい1曲です。もう20年以上前の曲なのですが、もしかしたら福山さんも激しい恋で夏を駆け抜けたのかもしれないですね(笑)
第9位「あの夏も海も空も」
発売日:2006-05-24
収録シングル:milktea/美しき花
作詞・作曲:福山雅治
{歌詞の一部}
ふたりすべては許されない恋と知りながら走り出した
夢を話したね 時にはケンカしても 僕らひとつだった
あんなに笑って あんなに泣いていたね ふたりでいればなにも怖くなかった
苦しいくらいに本当の恋をしてたね いつも裸の心で抱き合ってた
これは「新ダイエット<生>」のCMテーマソングにも起用された曲です。
「許されない恋」というと、ドラマや映画でも取り上げられる題材となった先生と生徒の恋愛から、芸能界で話題となるようなゲスなものまで、、、。今はさまざまですね(汗)
少しドキドキするような大人の恋愛を連想させる1曲です。
過去形で語られているところもポイントですよ。
第8位「ミスキャスト」
発売日:2014-04-02
収録アルバム:HUMAN
作詞・作曲:福山雅治
{歌詞の一部}
あなたのためなら 何にでもなれる 自分らしさなんていらない
でもこのラブストーリー 本当の主役は あなたじゃない わたしなの
エンドロールが楽しみ あなたは まだ知らない
ミスキャストは福山さんが、発売の10年以上前から何度もアレンジを重ねて、やっと納得のいく作品に仕上げた1曲なんです!
エロチックな大人の雰囲気がある中で、だけどそれだけでは終わらせない。
途中でジャズっぽい一幕があるところもこの曲の特徴の一つです。
なんともうっとりしてしまいますね。
福山さんはミステリー小説をイメージしてアレンジを加えたそうですが、本当にミステリー小説を読んでいるかのような歌詞のストーリー性には心惹かれるものがありますよ!
第7位「かなしみは…」
発売日:1990-04-21
収録アルバム:伝言
作詞:福山雅治・白浜久 作曲:白浜久
{歌詞の一部}
君の目に写る 俺は優しい人かい 顔にはりついた 仮面が見えないんだろう
君の目に写る 俺は優しい人かい 仮面の下の 悲しみを吹きとばせ 暗闇を駆け抜けろ
この曲は福山さんのファーストアルバムである伝言に収録されている1曲です。
ちなみに、デビューシングルである「追憶の雨の中」のカップリング曲でもあります。
周りには優しく振舞いながらも、心のどこかで闇を抱えている、、、。
人には言えない悲しみを背負っているような様子が歌われていますね。
ピアノの美しい演奏が印象的なバラードで、心を奪われてしまいます。
第6位「ひとりきり歩いてく帰り道で」
ひとりきり歩いてく帰り道で
福山雅治
J-Pop
¥255
provided courtesy of iTunes
発売日:1995-06-09
収録アルバム:風をさがしてる
作詞・作曲:福山雅治
{歌詞の一部}
楽しかった頃の思い出を 今になり掻き集め 気づくことばかり
どうして答えは いつだって遅れながら やってくるのか
忙しさからのすれ違いで別れてしまった恋人を思い、後悔する気持ちをひとりきりで歩く帰り道の中で感じる様子を歌った1曲です。
悲しいですね~、、、。あなたも思い出して後悔するような別れ、ありませんか?
ちなみにこの曲は、発売当時はアルバムへの収録はありませんでしたが、後々ベストアルバムである風をさがしてるに収録されました。
第5位「Sandy」
発売日:2006-12-06
収録アルバム:5年モノ
作詞・作曲:福山雅治
{歌詞の一部}
おはようとおやすみのキスをして ただ抱きしめる その喜びを勇気に
「痛みなら耐えられる 自分なら捨てられる」
この生命(いのち)で僕は 君を守るから 戦い続けて… 君眠る街へ 帰るべき場所へ
歌詞の内容からして、娘を思う父親の気持ちを歌った曲ですね。
あまりにもリアルなその歌詞の内容に、一部で福山さんに隠し子疑惑があがったという噂もでたほどです。
献身的な愛を娘にそそぐ父親の気持ちがとても上手く表現された美しい歌詞です。
しかし実は福山さん本人によると、福山さんの長いライブに同行するツアースタッフのことを思って、感謝の気持ちを込めて作った1曲だそうです!
とっても福山さんらしいですよね。本当に素敵な曲でしんみりします。
第4位「幸福論」
発売日:2009-6-30
収録アルバム:残響
作詞・作曲:福山雅治
{歌詞の一部}
僕らも変わってしまうけど 当たり前に歳をとるけど いつか心臓も止まってしまうけれど
君が 今日も笑ってくれたなら 君が 今日も喜ぶなら それが僕の幸福論
「人生の中で変わらないものなどない、永遠など存在しないけれど、とりあえず僕は君の笑顔で幸せになっているよ」というような意味合いがあると読み取れる1曲です。
非常に深い歌詞をアップテンポで軽やかに歌い上げている曲ですね♪
幸せに対して期待しすぎてはいけない、というような福山さん自身の幸福論を歌った、そんな1曲なんじゃないかと思っています。
さてここからはついに心に刺さる歌詞ランキング、ベスト3を発表していきたいと思います。
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