Stevie Wondeの人気おすすめアルバムランキング:第3位~第1位
【第3位】 『FULFILLINGNESS’ FIRST FINALE』
発売日:1974年7月22日
おすすめ曲:「Boogie on Reggae Woman」「Creepin」「They Won’t Go When I Go」
【アルバム収録曲】 1:Smile Please 2:Heaven Is 10 Zillion Light Years Away 3:Too Shy to Say 4:Boogie on Reggae Woman 5:Creepin 6:You Haven’t Done Nothin’ 7:It Ain’t No Use 8:They Won’t Go When I Go 9:Bird of Beauty 10:Please Don’t Go スポンサーリンク |
70年代黄金3部作のラストを飾る、不朽の名作。
前作のアルバム発表直後に、Stevie本人が自己で生死の境を彷徨うという体験をしている影響からなのか、アルバム全体のサウンドはどこかフワフワとした浮遊感を感じさせる、スピリチュアル且つソウルフルな印象の作品です。
1曲目の「Smile Please」からは滲み出る優しさと儚さを感じ、冒頭からうるっとしてしまうのは何故なのでしょう?
4曲目の「Boogie on Reggae Woman」でのジャマイカンな明るさに心躍るも、このアルバムの象徴的な楽曲ともいえる5曲目「Creepin’」では、また浮遊感と儚さに引き戻されます。
8曲目の「They Won’t Go When I Go」は元Wham! のGeorge Michaelがカヴァーしていますが、こちらも良いので是非チェックしてみてください。
【第2位】 『INNERVISIONS』
発売日:1973年8月3日
おすすめ曲:「Golden Lady」「Higher Ground」「All in Love Is Fair」「Don’t You Worry ‘bout a Thing」
【アルバム収録曲】 1:Too High 2:Visions 3:Living for the City 4:Golden Lady 5:Higher Ground 6:Jesus Children of America 7:All in Love Is Fair 8:Don’t You Worry ‘bout a Thing 9:He’s Misstra Know-It-All |
70年代黄金3部作の真ん中に位置する傑作。
この3部作に関しては順位をどうするかでかなり悩みましたが、このアルバムが2位になった理由は4曲目の「Golden Lady」という、素晴らしい楽曲の存在があるからです。
優しさ、切なさ、愛しさという温かい感情が溢れ出てくる、数あるStevie Wonderの名曲の中でも、トップ10に入ると思います。
その他にも、冒頭から不安定感とエッジの効いた疾走感溢れる1曲目「Too High」
アコースティックなギターが懐かしさと郷愁を誘う2曲目「Visions」
Stevie本人がダンサーの菅原小春と共に出演し、話題になったTDKのCMで使用された力強いナンバーの5曲目「Higher Ground」
Incognito のカヴァーでも有名になったラテンテイストの8曲目「Don’t You Worry ‘bout a Thing」と、素晴らしい楽曲が目白押しのアルバムです。
【第1位】 『Songs In The Key Of Life』
発売日:1976年9月28日
おすすめ曲:「Love’s In Need Of Love Today」「Sir Duke」「I Wish」「Knocks Me Off My Feet」「Summer Soft」「Isn’t She Lovely」「As」「Another Star」
【アルバム収録曲】 〔Disc 1〕 1:Love’s In Need Of Love Today 2:Have A Talk With Go 3:Village Ghetto Land 4:Contusion 5:Sir Duke 6:I Wish 7:Knocks Me Off My Feet 8:Pastime Paradise 9:Summer Soft 10:Ordinary Pain 〔Disc 2〕 1:Isn’t She Lovely 2:Joy Inside My Tears 3:Black Man 4:Ngiculela – Es Una Historia – I Am Singing 5:If It’s Magic 6:As 7:Another Star 〔A Something’s Extra〕 1:Saturn 2:Ebony Eyes 3:All Day Sucker 4:Easy Goin’ Evening |
数ある作品の中から頂点に立ったのは、70年代黄金3部作の後に発売された、70年代のミュージック・シーンの代表作と言われる傑作中の傑作である『Songs In The Key Of Life』です。
〔Disc 1〕
1曲目「Love’s In Need Of Love Today」は、Take 6のカヴァーを先に聴いた時に“なんて優しくて愛に溢れた楽曲なのだろう”と思いました。
《愛には愛が必要》と説く、ゴスペル的要素の強い曲ですが本当に素敵な曲です。
5曲目「Sir Duke」、6曲目「I Wish」は、CMでも起用されていたので耳にしている人も沢山いると思いますが、どちらもパワーを貰える楽曲。
〔Disc 2〕
1曲目の「Isn’t She Lovely」(邦題:可愛いアイシャ)はStevieの愛娘アイシャの生誕を祝して作られた楽曲として有名で、楽曲全体から喜びのオーラが溢れまくっています(笑)。
6曲目の「As」はGeorge Michaelと Mary J. Bligeがカヴァーしたことでも有名で、サビでのゴスペルを思わせるコーラスが感動的で印象が強いですね。
そして7曲目の「Another Star」はClubでの盛り上がり間違いなしの曲ですね。
切ない歌詞をパワー全開で歌い上げるStevieと、疾走感のあるアレンジのマッチングがたまりません!!
これほどまでにヒット曲であり、名曲でもある楽曲が詰め込まれたオリジナルアルバムは、類を見ないのではないでしょうか?
POPな側面もありながら、70年代黄金3部作にもあるような泥臭いSoulらしさをあわせ持つ、絶妙なバランスを保った1976年のグラミー賞を総なめした大名盤!!
まさにStevieが全身全霊で作り上げたLP2枚+EPという大作アルバムです。
CMソングとしても数多く起用されており、耳にしたことのある楽曲も多数あるのではないでしょうか?
やはり70年代のStevieは、本当に神としか言いようがありません(もちろん今も素晴らしいですが)。
【番外編】 『Musical Tribute to Stevie Wonder』
発売日:2003年3月18日
【アルバム収録曲】 1:Higher Ground – Eric Clapton 2:Superstition – Glenn Lewis 3:That Girl (Main) [feat. Mr.Cheeks] – JOE 4:Master Blaster (Jammin’) – Stephen Marley 5:Another Star – Caron Wheeler 6:Overjoyed (Album Version) – Mary J. Blige 7:You Will Know – Angie Stone 8:Send One Your Love – Brian McKnight 9:All In Love Is Fair – Marc Anthony 10:Rocket Love (Radio Edit) – Black Coffey 11:Visions – Musiq Soulchild 12:Love’s In Need Of Love Today – Dave Hollister 13:I Don’t Know Why I Love You – John Mellencamp 14:Wonderful (Album Version) – India.Arie |
番外編として、こちらのアルバムをご紹介したいと思います。
Stevieのデビュー40周年を記念して発売された、豪華アーティストが多数参加した彼のトリビュート・アルバムです。
1曲目のEric Claptonによる「Higher Ground」に始まり、甘く歌い上げるJOEの3曲目「That Girl (Main) [feat. Mr.Cheeks] や、Brian McKnightによる切ない歌声の8曲目「Send One Your Love」等、 Stevieを敬愛するアーティストが集まった秀作。
どれだけ Stevieという人が、ジャンルを超越して影響を与えてきたのかがよくわかる一枚だと思います。
今回はStevie参加のアルバムではないので、番外編として取り上げましたがとても素晴らしいトリビュート・アルバムなので、是非聴いてみて欲しいです。
ランキングまとめ
Stevie Wonderの人気のおすすめアルバムランキングトップ10は以下の結果です。
1位. 『Songs In The Key Of Life』
2位. 『INNERVISIONS』
3位. 『FULFILLINGNESS’ FIRST FINALE』
4位. 『TALKING BOOK』
5位. 『JOURNEY THROUGH THE SECRET LIFE OF PLANTS』
6位. 『HOTTER THAN JULY』
7位. 『CONVERSATION PEACE』
8位. 『MY CHERIE AMOUR』
9位. 『IN SQUARE CIRCLE』
10位. 『THE WOMAN IN RED』
Stevie Wonderの曲をまだ聴いたことがない、初めて聴く方には、まず『Songs In The Key Of Life』をオススメしたいと思います!
CMで使用された楽曲も沢山収録されていますし、POPな楽曲も沢山収録されているので聴きやすいと思います。
是非、この機会に彼の楽曲を聴いてみてくださいね。
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