ORANGE RANGEといえば、そのキャッチーなメロディに注目が集まりますが、実は詩的な歌詞というのも彼らの武器の一つです。
ORANGE RANGEはボーカルが3人(HIROKI、YAMATO、RYO)いるのですが、それぞれ自分が歌うパートは自分で歌詞を書くという曲の作り方をしているそうです。
3人で一つの曲の一つの歌詞を作るわけですから、曲の中でもそれぞれの個性が出ていて非常におもしろい作り方だなと思います。
今回はそんなORANGE RANGEの「心に残る歌詞ランキング」を私見で作ってみましたのでどうぞご覧ください。
ORANGE RANGEの心に残る歌詞ランキング:第10位~第4位
第10位:ラヴパレード
発売日:2005年5月25日
収録アルバム:ИATURAL
作詞:HIROKI
「明日俺んち来るってさ 君がいきなり言うからさ こんな時間から掃除」
映画「電車男」の主題歌にもなったこの曲はメンバーが映画の台本を読んでからこの曲を作ったそうです。
「電車男」といえば、モテない男の恋を描いた映画ということもあってそんな主人公のバタバタした心情を描いた、キュートな歌い出しがこちらの歌詞です。
第9位:上海ハニー
発売日:2003年7月16日
収録アルバム:1st CONTACT
作詞:HIROKI
「寄せては返す 下心とモラル」
ORANGE RANGEを一躍世に知らしめた、夏の定番ソング「上海ハニー」ですが、実は詩的な表現も素敵です。
何より特筆すべきは海の波を「下心とモラル」に喩えたこの歌詞を彼らが20歳そこらで書き上げたということです。
こういったところからも彼らのセンスを感じさせます。
第8位:papa
発売日:2004年12月1日
収録アルバム:musiQ
作詞:YAMATO
「パパ、髪切ってよ」
このpapaという曲はYAMATOさんの奔放さが全面に出た意味の分からない歌詞が特徴的です。
「歌」というよりも彼の「叫び」に近い個性的な楽曲の一つです。
第7位:ビバロック
発売日:2003年10月22日
収録アルバム:1st CONTACT
作詞:RYO
「先に進むことを決めたんだ いま大事な場所に立ってんだろ」
ビバロックという曲の最後のラップ部分はRYOさんが担当したのですが、気合満々でレコーディングの時に何度も何度も録り直したそうです。
メッセージ性のある力強い歌詞が特徴的です。
第6位:ヤーヤーヤー
発売日:2010年9月22日
収録アルバム:orcd
作詞:?
「先に進むことを決めたんだ いま大事な場所に立ってんだろ そんなのどうでもよくなくなーい?」
ビバロックの発売から7年後となった2010年、自主レーベルを立ち上げたORANGE RANGEの新境地となる歌がこちらです。
その曲の中でなんとビバロックの音源をそのまま流して「そんなのどうでも良くなくない?」と過去の自分たちを否定する表現がされているのです。
過去は力みすぎたので、これからは力を抜いてやっていこうという彼らの決意表明だったのかもしれません。
第5位:キズナ
発売日:2005年8月24日
収録アルバム:ИATURAL
作詞:HIROKI
「空と海が重なった あの島のような」
友達との絆を描いた歌がこちら「キズナ」。
ここで歌われている「あの島」というのはかつてみんなで見た沖縄の島を表現しているのでしょう。
「離れていても空ではつながっている」ということをうまく表現した歌詞ですね。
第4位:おしゃれ番長
発売日:2008年11月12日
収録アルバム:world world world
作詞:NAOTO
「朝も夜もカツマタ半ズボン」
これはNAOTOさんが曲を作って、仮歌を録っている時にたまたま勝俣州和さんがテレビに出ていて「この人いつも半ズボンだな」と思い、それを歌にしたところそのまま本採用されてしまったというエピソードがあります。
またミュージックステーションではおしゃれ番長の曲中に勝俣さんと共演を果たしました。
この柔軟性がORANGE RANGEらしさと言えるのかもしれません。
さて、ORANGE RANGEの心に残る歌詞ランキングはここからついにトップ3です!
どんな曲がランクインしているのでしょうか?
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