2003年のデビュー以来、今もなお、ライブという最前線で活躍を続ける「アジカン」ことASIAN KUNG-FU GENERATION。
アニメ『NARUTO -ナルト-』のオープニングテーマ「遥か彼方」、『鋼の錬金術師』のオープニング「リライト」で一気に脚光を浴び、『ロックバンド、アジカン』として広く知られるようになったアジカン。
日本語ロックをかき鳴らし続ける、そんな彼らの「とりあえずこれを聴いて!TOP5!」を、アジカンに出会って音楽を知り、人生が変わった(大げさでなく!)アジカンファン歴14年のわたくしが紹介させていただきます!
ASIAN KUNG-FU GENERATION(アジカン)おすすめ人気曲ランキング【とりあえずこれを聴いて!】
5位.「リライト」
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このバンドの知名度を一気に上げた代表曲で、言わずと知れた名曲。
「消してぇーー!リライトしてぇぇーーー!」のサビを聴けばアジカンを知らない人でも「あれ?聞いたことあるわ」となるはず。
よく、「何言ってるかわからない」との声が聞こえてきますが、その通り。
アジカンの作詞はすべてボーカルである後藤正文(通称ゴッチ)が書いています。
歌詞が聞き取り辛い歌い方(いい意味で)なうえ、歌詞カードを見ても難解な言い回しが多く、初見ではまず解読不能な歌詞です。
しかし、ゴッチの歌詞は決して、デタラメで、いい加減には作られていません。
じっくりと歌詞を見ると「こんなことが言いたいのかな?」と伝わってくるものがあります。
きっと人によって全然違う解釈があると思います。それがいいんです。
アジカンの歌詞には読み取り方に正解がなくて、「それぞれが考えて、自由に解釈して楽しんでね。」とゴッチも言っています。
音楽の楽しみ方にだって正解はないと思います。
そんな音楽の可能性、当たり前のことに気が付かせてくれたバンド、それがASIAN KUNG-FU GENERATIONなのです。
4位.「新世紀のラブソング」
2010年リリースの「マジックディスク」に収録。
生ドラムと打ち込みのハイブリッドなサウンドから始まるイントロ。
そこに乗っかる逆再生されたギター。不穏で、あやふやで、ふわっと浮遊する感覚。Vo.ゴッチのポエトリー調のAメロ。
初めてのこの曲を聴いた時はものすごい衝撃でした。
おそらく私だけではなく、今までアジカンを聴いてきたファン全てがそう感じたに違いありません。
スクールオブロックで初オンエアされたこの楽曲は今までとは明らかに毛色の違う一曲です。
サウンド面だけではなく歌詞の内容も、ゴッチの個人的な過去の後悔や、9.11を思わせる表現。特に「息を吸って 生命を食べて 排泄するだけの猿じゃないと言えるかい?」の一節。
今まで以上にドキッと胸を刺すような表現がこの曲を一層引き立てています。
2つ前のアルバム「ワールド ワールド ワールド」のラストナンバーは「新しい世界」という曲でした。
「飛び出そう 胸踊るような新しい世界」と歌いあげるこの楽曲は、新世紀のラブソングへと受け継がれ、「恵の雨だ 僕たちの新世紀」で締めくくられます。
こういったストーリー性を感じる歌詞の作り方はアジカンの大きな魅力ですね。
3位.「ブルートレイン」
2006年リリース「ファンクラブ」に収録。
この「ファンクラブ」というアルバムは名前に反して、23年の歴史の中でも、ひときわ暗いアルバムなんです。
その暗さの中に漂うポップナンバーがこの曲。歌詞の内容も、憂鬱、焦燥、傷、歪、などどこか暗さをまとった言葉が目立ちますね。
しかし、ただの暗い曲にならないところが、なんともアジカンらしく、根強いファンがいる理由なのかもしれませんね。
しかも、シンプルなギターリフを彩るドラムがめちゃめちゃカッコいい!
アジカン随一の難易度を誇るこのドラミング。シビれますねー。
2019年ツアー「ホームタウン」ではアコースティック編成でこの楽曲が演奏された公演もあります。
小さなドラムセットを叩く姿はレアですが、「あの曲のドラムを生でみたかった・・・」と少し残念がる声もちらほらあったとか・・・?
それはそれで、次回の楽しみが増えたということで、いいことにしましょう!MVもさわやかでカッコいいですよ!
2位.「未来の破片」
ファーストアルバム「君繋ファイブエム」から「未来の破片」です。破片と書いて「かけら」と読みます。
なんといってもギターの音のカッコよさたるや!このブ厚い歪んだギター、ものすごく気持ちよくないですか?ぜひとも大音量で聴いていただきたいです!
サビの「繋いでいたいよ」の部分はアルバム全体を通してのテーマにもなっています。
“君と繋がりたい、そのためには5mの範囲が精いっぱいだ”、というVo.ゴッチの考えが「君繋ファイブエム」というアルバムタイトルになったそうです。
当時のCMがYoutubeに残っていて、サングラス姿のメンバーがなんともアジカンらしくない激しい演奏に合わせて、「頼むー!買ってくれー!生活に困ってんだよぉぉぉーー!」と絶叫するという内容。
繋がる=ファンを増やす、売れたい という若々しく、熱く強い思いがこもっているのだと思います。
1位.「遥か彼方」
冒頭でも少し触れましたが、彼らのメジャーデビュー作品「崩壊アンプリファー」のリード曲、「遥か彼方」です。
ゴリゴリのベースリフから始まるこの曲、バンドマンであれば誰しもが一度は弾いたことがあるのではないでしょうか?もちろんわたくしも例外ではありません。
Aメロの疾走感、サビの高揚感、パワフルなアウトロ、わくわくが止まらない、これぞロック!と思える素晴らしい一曲です。
「崩壊アンプリファー」の「粉雪」はアジカンが初めて日本詞で作った楽曲で、いわば『日本語ロックの始まりの地』とも言えます。
ミドルテンポで攻めるエネルギッシュな一曲、こちらもぜひ聴いてみてください
最後に
“とりあえず“聴いてほしい曲は以上の5曲です。
サブスクに全曲あるので、ぜひ聴いてみてください。
まだまだ現役、これからのアジカンも楽しみですね!
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