実写映画も多く製作されて、マーベルヒーローたちもだいぶ日本に馴染んできました。
しかし、色々なヒーローが登場してくると、つい気になってしまうのは「誰が一番強いの?」、というコミック好き共通の疑問。
コミックキャラクターは色々な能力を持っており、どのキャラクターが最も強いのかはやはり気になるところ。今回、その疑問に挑戦したいと思います!
マーベルヒーローの強さを解析!しかし、どう判断する!?
実はマーベルキャラクターの強さを比べるのはとても難しいのです。と言うのも、マーベルコミックは全ての作品がクロスオーバーをしているのですが、同一の時間軸で進行していません。
日本の漫画とは大きく異なっていて、1つ1つの作品やシリーズが独立しており、パラレルワールドとして展開しています。
そのため作品によってキャラクター同士の対決状況や決着の仕方、強さのステータスが変わってしまうので、明確な強さ順というのは作れません。中にはデッドプールというヒーローが他の全ヒーローを殺してしまうという衝撃的なエピソードまで存在します。
そもそも能力の数値などから調べてみると強さのバランスが崩壊しているので、持っている能力や特性から判断し、何とか2人に絞ってみました!
マーベルヒーロー 最強候補はこの2人!
・シルバーサーファー
『ファンタスティック・フォー:銀河の危機』(2007年)に登場。
本名はノリン・ラッドで、もとは高度な文明持つデネブ星系の惑星ゼン・ラの住人であり、つまり宇宙人。
もともとはある事情により地球を襲いに来たキャラクターですが、人間と触れ合い、その後地球のために戦うことを決意したヒーローです。
パワー・コズミックという力を持ち、ありとあらゆる物質を分子レベルまで分解し、エネルギー化することができます。
その力を使うことで、マッハ10のスピードで飛翔することができ、また小惑星を破壊できるレベルのエネルギービームを両手から放出することも可能。
眼球から口腔内におよぶ全身がメタリックシルバーの流動物質で覆われており、宇宙空間の真空、恒星近傍の超高温や星間宇宙の極低温、さらにはハイパースペースでも問題なく活動することまでできます。
さすが宇宙人だけあって、強さも宇宙規模。『アベンジャーズ』が総出で勝てるかも怪しいほどのレベルです。
・ゴーストライダー
『ゴーストライダー』(2007年)で映画化済み。
正体はスタントライダーのジョニー・ブレイズ。
彼は悪魔と契約し、その呪いによって、燃える骸骨頭を持つゴーストライダーに変身する能力を手に入れます。ルックスは悪役ですが、間違いなく悪と戦うヒーローです。
ほぼ悪魔と言えるほどの能力の持ち主で、まず銃やナイフといった通常の武器や兵器で傷つけることができません。
至近距離での頭部へのマシンガンの連射に対して体内で弾を溶かして口から吐き返して無傷、ロケットランチャーが直撃しても全くの無傷という無敵ぶり。
さらに、簡単にトラックや戦車、果てには「ビル」を手に持って打撃武器として振り回せるほどの怪力まで持っています。
基本的な能力だけでも凄まじいレベルですが、ゴーストライダーの真に恐ろしい能力は、目を覗き込んだ相手に「自分がかつて犯した罪と他人に与えた苦痛の全てが降りかかる」という『ペナンス・ステア(贖罪の目)』という必殺技にあります。
魂を持たない悪魔には効きませんが、魂さえ入っていれば相手がどんなに高次元の存在であろうと廃人になりかねない心身のショックを与えるという、問答無用の効果を発揮します。
攻撃がほぼ通用しない、強すぎる必殺技を所持しているという点から、最強候補に入れさせて頂きました。
さらにオマケとして、マーベルコミック界において最強と考えられるキャラクターをご紹介します。
なぜオマケかと言うとヒーローではなく敵役だからです。
・ギャラクタス
映画版『ファンタスティック・フォー:銀河の危機』(2007年)で名前とイメージだけ登場。
宇宙を司る魔神で、宇宙を飛び回り、自身のエネルギー確保のために惑星を滅ぼして食べて回っている非常に迷惑な存在。言うなれば宇宙規模の災害そのものです。
強大なパワー・コズミックの使い手で、物体の構成分子の再構築および元素転換、銀河間の距離を越える物体のテレポート、時空間の操作、自らの大きさの変化、破壊力線の放射が可能。
さらに不可壊に近い強度のフォース・フィールドの構築、次元間移動ポータルの作成、テレパシー、テレキネシス、宇宙的な知覚力などを発揮することができる。
もうわけがわからなくなってしまいましたが、万能で神様レベルとお考えください。
書いていて思ったのですが、規模が宇宙レベルになってしまったので、強さのイメージが結局よくわからなくなってしまいました。コミックですから何でもありでもいいんですが、少しは限度ってものを考えてもらいたいものです。
先にも書きましたが、コミックでは作品やライターによって世界観や強さの設定が変わっているので明確な答えは出せません。恐らく正確に把握している人もいないでしょう。本記事は一種のお楽しみ要素として捉えていただければ幸いです!