flumpoolライブ 2016/5/21北海道の感想ライブレポとセトリ(ニトリ文化ホール)

4月から始まったflumpool 7thツアー WHAT ABOUT EGGS?も中盤から終盤へと向かう中、ヴォーカルの山村さんが喉の不調をブログで訴える事態に。

体調が心配された北海道公演でしたが、ライブは大成功と言っていい内容だったようです。セットリストに日替わり曲が含まれるため、選曲も楽しみの一つとなっている彼らのライブですが、本日の公演もまたファンの心に訴えるような演出があったようです。

本日でflumpool 7thツアー5回目の参加となる方の感想を掲載します。


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flumpool 7thツアー WHAT ABOUT EGGS? 2016/5/21 ニトリ文化ホール 感想ライブレポート

flumpool20160521

タイトル:flumpool 7thツアー WHAT ABOUT EGGS?
開催日 :2016年5月21日
会場  :北海道 ニトリ文化ホール
※セットリストは記事の最後に記載しています。

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地元・北海道でのライブに参加しないという選択肢はありません。

「普段これない北海道だからこそ・・」といつも以上に気合いを入れてライブに望んでくれるメンバー達。ツアーも後半戦に入ってきたので、セトリに変化があるのかなと期待していました。

そして前回の静岡公演にて。ヴォーカル山村さんの喉の調子が悪くて、途中で声が擦れてしまったそうです。終演後にすぐにブログを更新しておりました。精神面も喉も今日はどうなのでしょうか、心配です。

会場は毎度おなじみの「ニトリ文化ホール」HPには地下鉄、もしくはタクシーでの行き方が紹介されていました。ですが札幌駅からでも歩ける距離なので、私は毎年歩いて会場に向かっています。

会場に着くと、大勢のファンで賑わっておりました。

この日は最前列、ベース元気さん側でした。ニトリ文化ホールは前列にオーケストラピットがあるので、ほかの会場よりも最前列とステージとの距離が遠くて少し残念でした・・・。でも今ツアー参戦5公演目ですが、このようないわゆる神席は3回目です。

ライブスタート!

開演は17時半でしたが、5分ほど押してスタート。
1曲目「解放区」声の調子は悪そうではなく、力強い歌声が会場中に響きわたっていました。

はじめの曲のとき、山村さんはよく会場中をキョロキョロと見渡します。
お客さんひとりひとりの反応をじっくり観察するかのように見渡すのですが、この日はとても嬉しそうに見渡しているのがほかの公演時よりも印象的でした。

久しぶりの北海道でのライブを心から楽しみにしていたかのように感じて嬉しかったです。

2曲目は私の大好きな「Sprechchor」イントロが流れだすと体が勝手に動いて笑顔になってしまいます。
あまりにも嬉しそうにしててそれが目立ったのか、山村さんがこちらを見て、目を見開き最大級の笑顔をくれました・・・。
彼は楽しそうにしている人を見つけるのが上手なようですね・・。

MC1

序盤の3曲が終わり、MCへ。この日は「北海道が全国一暑い日らしい」と山村さん。

「いつも横浜アリーナとか大阪城ホールとか、遠いとこばかっかでライブやってごめんね」「こっちにもいっぱい来たいんやけど、なかなか・・。ごめんね」北海道でのライブの時は必ずそう言うのですが、この日も言っていました。

ギターの一生さんは「まだ3曲やのにテンション上がりすぎて、むせてしまったわ」と。会場は大爆笑。一生さんのキレっキレのMCはこの日も健在でした。

MCの後はアルバムの中から2曲披露。
「Dear my friend」では照明がオレンジ基調から青に変わっていました。
オレンジ照明だと夕日をイメージさせて綺麗でよかったのですが・・ちょっと残念です。

そしてここから少し変わっていました。
ツアー前半ではここで「星に願いを」か「君に届け」どちらかやり、「春風」か「花になれ」のどちらかを日替わりでやる流れでした。ですが、この日からは違いました。

「1曲減らされたのかな」と悲しんでいる矢先、照明が落とされ暗いままに。そして山村さんにだけスポットライトが浴び、綺麗なピアノの音が流れてきました。

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アコギギターを持った山村さんが「皆さんとの出会いの曲を」と言ったあとに「花になれ」が始まりました。
この演出には思わず「おおっ・・」と声が漏れました。

彼らとの出会いの曲は人それぞれ違いますが、私はこの「花になれ」でした。デビューが2008年なので、デビュー当初から好きな人にはまさに出会いの曲。

まるで昔からのファンも忘れてないよ、変わったこともあるけど変わらない僕らもいるよ。と伝えてきてくれてるような。
そしてこのアルバムは今までのflumpoolとはちょっと違う、と印象を抱いたファンが多く戸惑った人が多くいました。

そんなアルバムツアーのセットリストにこの始まりの歌。「花になれ」を入れてきたのには、先程の意味以外も何かあるんじゃないかな、と思っています。

アルバムEGGにかける想いを語ったあと、9曲目の「今日の誓い」ファンひとりひとりに寄り添って歌ってくれているように感じました。

やはりバラードを歌う山村さんの表情はたまらなく好きです。このとき少し声を出しにくそうにしていましたが・・特に掠れることもなかったので良かったです。

MC2

2回目のMCでは「北海道のどこから来たのか」という話題で大盛り上がり。

一生さんと誠司さんが髪の毛を切ったこと、札幌パルコで5分ほど立っていたが誰にも声をかけられなかった一生さんの話。
一番笑ったのは、2年前のMOMENTツアーのMCでも大盛り上がりした「く・ま・ぼ・く・じょ・う!」というCMの歌を歌っていたことです。そして珍しく、ベースの元気さんがたくさん喋っていました。

11曲目の「明日キミが泣かないように」最初の鉄琴の音は、元気さんが担当していました。鉄琴を弾く元気さんに会場は「おおー」と驚きの声。この歓声が上がったのは札幌が初めてだったのではないでしょうか。

12曲目「夜は眠れるかい?」の歓声もものすごかったです。
イントロが流れ出したあとの歓声がいちばん多かったのも札幌だった気がします・・決して地元びいきというわけではありません!(笑)
あまり来ない北海道での久しぶりのライブなので、お客さんの熱量も物凄いせいなのだと思います。

本編最後の曲「World beats」メンバーがオーケストラピットに降りてきました。こちらとの距離が近い近い!私も含めて、お客さんは大興奮!タオルを回すライブ定番曲として今後も歌い続けられるのかなと思いました。
この日いち、一体感があり熱い曲でした!

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アンコール

そしてアンコールへ。アコギギターを持っていない山村さんに私は「あれ」と心の中で動揺。今までの流れならバラード1曲で締める・・はずなのにまさかのここで「まだまだいけますか、さっぽろーー!」

「星に願いを」ここでこの曲がくるとは!驚きと喜びで大号泣!周りも大盛り上がりで確認はしていませんが、会場中が笑顔で「待ってました!」の笑顔で溢れていたはずです。

サビの大合唱で、会場を見渡すキラキラ笑顔の山村さん。こっちまで負けじとキラッキラの笑顔になりました。

ラストは「明日への讃歌」でした。「何があっても負けるなよ」と山村さんの口から放たれる言葉は、会場にいる全員の心をうったと思います。

彼は全員によく応援する言葉を口にしますが、それと同時に必ず「俺らも頑張るから、だからみんなも一緒に頑張ろう」と言ってくれます。ひとりひとりに寄り添うからこそ、彼らの音楽は多くの人に愛されるんだろうなと改めて思うことができた瞬間でした。

ラストの曲が終わり、メンバー4人が並びました。
満足気な表情で「たのしかったなー」と呟く山村さん。それに対して「たのしかったな」と優しく返す一生さん。山村さんは、幸せの溜息を着きながらた何度も楽しかったと呟いていました。

4人全員の顔を見ても本当に満足気な表情でこちらも嬉しかったです。メンバーが楽しそうに演奏している姿を見るのが一番幸せな瞬間だと私は思います。

ライブを終えて

どこでライブをやろうが、私は全国各地どこへでも彼らに会いに行きますが、やはり自分の地元でやってくれるライブが一番幸せを感じられます。大好きなアーティストが自分の住んでいる場所に足を踏み入れてくれる、これだけで幸せなのです。

私が参加するEGGツアーは今回が最後でした。初日の福岡から参戦しておりましたが、この1ヵ月半で彼らは大きく成長したと思いました「殻を破る」という意味を込めてつけたタイトル。その言葉を裏切ることなく進んでいます。

ファイナルにはどんな風になっているのか、そしてその後、どんな景色を私達に魅せてくれるのか・・。この先の期待が膨らむツアーだったのではないのでしょうか。

私もツアーを経て、「殻を破ってやろう」と思える元気と強さを彼らからもらえたので頑張ろうと思います。ありがとうflumpool。EGG、がもっと色んな人の元に届き愛されますように。

2016/5/21 ニトリ文化ホール セットリスト

1.解放区
2.Sprechchor
3.夏よ止めないで~You’re Romantic~
4.Dear my friend
5.DILEMMA
6.花になれ
7.輪廻
8.絶体絶命!!!
9.今日の誓い
10.産声
11.明日キミが泣かないように
12.夜は眠れるかい?
13.Blue Apple&Red Banana
14.reboot~あきらめない詩~
15.Hydrangea
16.two of us
17.World beats
18.星に願いを
19.明日への讃歌

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