元SPEEDで歌手として
タレント活動をする今井絵理子さんが
自民党から参院選出馬を
表明しました。
どうやらこれを自民党は公認し
本格的に活動する様子・・・
いや、意外も意外すぎたため
話だけかと思ったらそうでも
ないようですね。
なぜ政界進出へ踏み切ったのか
動機についてリポートしていきます。
SPEED今井絵理子の出馬
元SPEEDの歌手でタレントの
今井絵理子さん
島袋寛子とユニットを組んで
歌手活動も本格的になるのか？
とも思っていた彼女でしたが
まさかの政界進出にびっくりですね。
沖縄出身ということもあり
沖縄選挙区からの出馬になるようです。
今井さんといえば、
10代でSPEEDのメンバーとして
数々のヒット曲を量産した
人気歌手でした。
そんな彼女からは想像もつかない
政治家という響き(^_^;)
これに対して
ネット上でも驚きというより
唖然といった反応が目立ちました。
世間の反応は賛否両論！主に批判が多数！
世間の反応も政界進出への
反対意見が圧倒的多数ですね。
ただ、今井絵理子さんに対する批判
というよりもやはり自民党
・参院選を前に
客寄せパンダにしようとしている！
・これはひどい！
といった声がありました。
タレント議員といえば
ぱっと思いつくのが「谷亮子」さん
彼女の政界進出も大きな話題
となりましたが、やはり話題だけでしたね。
そんなタレント議員への批判は
今回自民党ということでさらに悪化。
選挙前のマニフェストと
選挙後の政策を見れば
集団的自衛権あたりから始まって
憲法改正、増税などなど
後から比較してみると
その大きなギャップに気づきます。
それにしても今井絵理子さんは
なぜ自民党から出馬することに
なったのでしょうか？
なぜ自民党だったのか？
今井絵理子さんが
出馬にあたって様々なメディアで
インタビューに答えています。
立候補の理由、政策などについて
産経新聞、朝日新聞、日本経済新聞など
報道を読んでみたので
以下にまとめてみます。
立候補を決めた理由
まず、今井絵理子さんは
シングルマザーとして聴覚障害を持つ
息子さんと暮らしています。
そんな彼女は障害者に対する
差別などにも向き合ってきたと
思われるんですね。
歌手活動だけをしてきた彼女にとって
知らない世界を知った瞬間だったのでしょう。
自民党への立候補を決めたのは2016年1月18日
山東昭子参議院議員から誘いを
受けたのがきっかけだったようです。
山東議員は、元祖タレント出身議員
と言われており、今井さんとは7年に渡る
親交があったんだとか。
これは納得ですね。
サラリーマンでも、会社は好きではないが
すごく尊敬できる上司の下働きたい
といったことはあります。
また、家族とも相談し息子さんからは
「手話を沢山の方々に広めてほしい」
と言われたことも後押ししたようです。
政策について
・交通安全
・地震や災害の情報保障
この2点をあげていました。
息子さんは耳が聞こえないため
そういった障害のある人でも
安心できる社会作りを
目指したいのでしょう。
自分の息子のこともそうですが
同じ悩みを持つお母さん方の声も
大きく影響したそうです。
Twitterでの発言について
「今の日本の流れは
どこかプチ戦争なら賛成みたいに見える」
安全保障関連法案の批判ともとれる
ツイートついては次のような思いが
あったことを語っていました。
・地元沖縄県は唯一の地上戦があり、
たくさんの県民の方が犠牲になったこと。
・北朝鮮のミサイルが沖縄の空を
通過したときに、緊張が高まったこと。
今井さんは、
平和を願うだけでは守れない
とも語っていました。
安保法案反対というよりも
身近に戦争を感じるからこそ
万が一の対策は必要だが、
それは戦争するためではない
ということを強調したかったのだと
私は思います。
ただ、時期的には安保法案に
対しての発信だったため、
どちらかというと反対の意だったと
個人的には思います。
そんな中で
自民党公認の選出となれば
違和感を感じてしまうかもしれません。
【編集後記】
音楽ファンの自分からすると
一番気になるのは、音楽活動との両立です。
今井さん本人は
議員と歌手、そして母親という
3つのわらじを履く覚悟はあるようです。
しかし、ファンからすれば
同様は隠せないと思います。
いろいろと賛否両論ある
今井さんの自民党出馬ですが、
彼女の話から出てくるのは、息子さんと
関わりのあるお母さん方のことでした。
きっと、結婚して聴覚障害の息子さんを
持ったことで、大きく考え方が変わったのだと
想像できます。
何か今井さんの信念を感じるので
いわゆるタレント議員としてではなく
自分の政策を実現させるように
頑張ってもらいたい。
間違っても、客寄せパンダとして
利用されるだけの人にならないで
欲しいと願いたいですね。