Queen(クイーン)

Queenの人気アルバム・必聴のおすすめ名盤ランキングベスト10!

2001年にロックの殿堂入りを果たし、世界でのシングル、アルバムの売り上げはトップ10に入るほどの記録を持つQueen(クイーン)。
また、ギネスに載るほど全世界でファンクラブは2万人を超え、フレディ・マーキュリーが亡くなったあとも圧倒的な人気をキープしています。
4オクターブもあるフレディの声と、ギタリストのブライアン・メイが演奏する手作りエレキギターの独特なサウンドで個性的なサウンドを創り出していて、またメンバー4人全員が作詞作曲し、飽きの来ないバラエティに富んだサウンドでファンを楽しませてきました。

そんなロックやポップだけにおさまらない、クイーンの魅力あふれるアルバムに注目し、おすすめ人気アルバムランキングを発表したいと思います。


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クイーンの人気おすすめアルバムランキング:第10位〜第4位

第10位「A Day at the Races」

発売日:1976年12月10日
おすすめ曲:Somebody to Love、Good Old-Fashioned Lover Boy、Teo Torriatte(Let Us Cling Together)

【収録曲】
01. Tie Your Mother Down
02. You Take My Breath Away
03. Long Away
04. The Millionaire Waltz
05. You And I
06. Somebody To Love
07. White Man
08. Good Old-Fashioned Lover Boy
09. Drowse
10. Teo Torriatte (Let Us Cling Together)

クイーンにとって5枚目のアルバムです。
6曲目の「Somebody to Love」はボーカルのフレディが作詞作曲して、彼が一番気に入っていた曲だそうです。
日本やアメリカでCMソングとして使われたりしているので、お馴染みの曲かもしれません。

8曲目の「Good Old-Fashioned Lover Boy」はラグタイム音楽という、アメリカで20世紀前半にジャズの元になったと言われる音楽からヒントを得てフレディが作ったようです。
どこか懐かしいようなロックを感じさせない曲調は、ロックに馴染みのない人でも聴きやすい曲だと思います。

10曲目のTeo Torriatte」(日本題名は手をとりあって)は、フレディが途中日本語で歌うところがあります。
そのせいかこのアルバムはイギリスだけではなく、日本でも大ヒットしました。
フレディの日本語は、独特の外国人なまりの日本語じゃなくて、とても上手なんですね〜 

このアルバムはクイーンの曲の個性がたっぷり溢れ出ているアルバムで、彼らの魅力であるピアノ演奏と4人のコーラスが入っている曲や、ハードロックっぽい曲もあって、1枚で2通り楽しめるアルバムですね。


第9位「Jazz」

発売日:1978年11月10日
おすすめ曲:Fat Bottomed Girls、Bicycle Race、Don’t Stop Me Now

【収録曲】
01. Mustapha
02. Fat Bottomed Girls
03. Jealousy
04. Bicycle Race
05. If You Can’t Beat Them
06. Let Me Entertain You
07. Dead On Time
08. In Only Seven Days
09. Dreamer’s Ball
10. Fun It
11. Leaving Home Ain’t Easy
12. Don’t Stop Me Now
13. More Of That Jazz

クイーンの7番目のアルバムです。
このアルバムまで、クイーンは毎年連続でアルバムを出しているんですね。
当時のファンにとっては、毎年のアルバム発売がきっと楽しみだったでしょう。

2曲目の「Fat Bottomed Girl」は直訳すると、下半身デブの女の子?
この曲はブライアンの作曲で、彼の得意なハードロック調のメロディですね。
ブライアンのギターソロに注目です。

4曲目の「Bicycle Race」は日本でもCMで使われて、クイーンの魅力が日本中に知れ渡ったに違いありません。
自転車を曲の題材にするって?最初に聴いた時は度肝を抜かれましたね〜
それに自転車のベルを1つの楽器にしてしまうという発想・・・クイーンにしか出来ないことです!

12曲目の「Don’t Stop me Now」はちょっとテンポが速めでノリが良い感じでいいですね。
途中で「Don’t stop me」のフレーズを、クイーン得意のコーラスでアップテンポに繰り返すところが、ゾワ〜としてきてシビレますね。

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第8位「The Miracle」

発売日:1989年5月22日
おすすめ曲:The Miracle、I Want it All、The Invisible Man

【収録曲】
01. Party
02. Khashoggi’s Ship
03. The Miracle
04. I Want It All
05. The Invisible Man

06. Breakthru
07. Rain Must Fall
08. Scandal
09. My Baby Does Me
10. Was It All Worth It
11. Hang On In There
12. Chinese Torture
13. The Invisible Man (12” Version)

クイーンにとって13枚目のアルバムです。
このアルバムが発売される2年前にフレディはAIDSと診断されてメンバーに告知したのですが、そのショッキング後の初のアルバムです。
世間ではフレディはAIDSでは?と噂されていたのですが、メンバーは消して世間に公表しなかったのです。
そんな困難の中で作り上げたアルバムなので、歌詞には深い意味が込められています。

ま、そんな悲しい話はちょっと忘れてぜひ3曲目の「The Miracle」のミュージックビデオを観てください!
クイーンのメンバーに扮する4人の子供たちが、ライブのまねをやっているのですが、すごくかわいくて上手なんですよ。
フレディ役をこなした男の子は、今アメリカで俳優として活躍しています。

ちょっと話がそれてしまいましたが、このアルバムの曲はヘビーメタル調の曲から、ポップ調の曲まで、聴かせてくれる贅沢な1枚になっています。
時代は80年代、ポップやヘビーメタルなどの曲が大流行していた真っただ中、それに合わせて曲作りができるのは、あらゆる音楽を知り尽くしているクイーンの実力と言えるでしょう。


第7位「The Works」

発売日:1984年2月27日
おすすめ曲:Hummer to Fall、Radio Ga Ga、I Want to Break Free

【収録曲】
01. Radio Ga Ga
02. Tear It Up
03. Its A Hard Life
04. Man On The Prowl
05. Machines (Or Back To Humans)
06. I Want To Break Free
07. Keep Passing The Open Windows
08. Hammer To Fall
09. Is This The World We Created….?
10. I Go Crazy
11. Radio Ga Ga
12. I Want To Break Free

クイーンにとって11番目になるアルバムです。

このアルバムが発売された頃は、1980年代も半ば近くに入り、80’sミュージックは音楽のバブル期を迎えているときでした。
アメリカでは大物スター、マイケル・ジャクソン、プリンス、マドンナなどがヒット曲を次々と出し、イギリスでもワム、デュラン・デュラン、カルチャークラブなど、80’sミュージックの勢いが止まらない!といった状態の中、クイーンもしっかりこの波に乗っていた事を証明したのが、このアルバムです。

1980年代までクイーンはシンセサイザーを取り入れた曲作りをやっていなかった事が彼らにとって“誇り”だったのですが、このアルバムはクイーンの“生まれ変わり”といった感じでしょうか。
これまでのピアノロックなどの曲調から脱皮してポップな曲を入れ、ファンにクイーンの改革を見せつけてくれました。

1曲目の「Radio Ga Ga」はあのレディー・ガガの大好きな曲で、このタイトルから名前をつけたのは有名な話ですね。
この曲を発売後、ライブコンサートでは必ず最後に演奏して盛り上がったらしいのですが・・・私もそれに参加したかったな〜

6曲目の「I Want to Break Free」のミュージックビデオは、かなり見応えがあります。
というのは、クイーンのメンバー全員女装で登場なので、絶対にウケる事保証しますよ!

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第6位「A Night at the Opera」

発売日:1975年11月21日
おすすめ曲:Bohemian Rhapsody、You’re My Best Friend

【収録曲】
01. Death On Two Legs (Dedicated To…)
02. Lazing On A Sunday Afternoon
03. I’m In Love With My Car
04. You’re My Best Friend
05. ’39
06. Sweet Lady
07. Seaside Rendezous
08. The Prophet’s Song
09. Love Of My Life
10. Good Company
11. Bohemian Rhapsody
12. God Save The Queen
13. I’m In Love With My Car (Remix)
14. You’re My Best Friend (Remix)

このアルバムは4番目に発売されたのですが、その前に発売された「Sheer Heart Attack」で「Killer Queen」が大ヒットしたため、徐々にクイーンの名が世界的に知られるようになり、その勢いが引き続きヒットに繋がったようです。

4曲目の「You’re My Best Friend 」はメンバーのベース担当ジョンが、彼女の妻のことを書いたという曲ですが、歌詞が感動モノです。メロディはシンプルですが心が和む感じですね。

11曲目の「Bohemian Rhapsody」は、全英で9週連続1位と驚異的なヒットになりました。
ピアノ演奏をロックに混ぜ込んで、さらにオペラ風な曲調には、誰もが衝撃を受けたに違いありません。
もちろん私自身も「え?これはロックになるの?」と最初に聴いた時は、かなり衝撃的でした。


第5位「Innuendo」

発売日:1991年2月5日
おすすめ曲:Innuendo、I’m Going slightly mad、The Show Must Go On

【収録曲】
01. Innuendo
02. I’m Going Slightly Mad
03. Headlong
04. I Can’t Live With You
05. Don’t Try So Hard
06. Ride The Wild Wind
07. All God’s People
08. These Are The Days Of Our Lives
09. Delilah
10. The Hitman
11. Bijou
12. The Show Must Go On

14番目のアルバムです。
いままでのクイーンの曲調とは全く違う、さらに力強いサウンドが特徴のアルバムです。
このアルバムは、悲しいことにフレディー・マーキュリーがクイーンとして活動した最後のアルバムになってしまいました。

「Innuendo」「Show must go on」は何か怒りのようなものを感じてしまうのですが、ボーカルのフレディがAIDSに侵されて、病状がどんどん悪化している時に作られたアルバムなのです。
このアルバム発売から、フレディは9か月後になくなってしまったのですが、音楽界はまた一人、偉大なミュージシャンを失ってしまって本当に残念です。

ちょっと暗い話になってしまいましが、そういうわけでこのアルバムはとても意味深いアルバムになっています。
歌詞をよくよく見てみると、生きることへの希望や勇気を歌っているような気がして、色々と考えさせられる意味が込められています。
ヨーロッパでは大ヒットしましたが、残念ながらアメリカと日本ではビックヒットにはなりませんでした。

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第4位「A Kind of Magic」

発売日:1986年6月3日
おすすめ曲:A Kind of Magic、Friends Will Be Friends、One Vision

【収録曲】
01. One Vision
02. A Kind Of Magic
03. One Year Of Love
04. Pain Is So Close To Pleasure
05. Friends Will Be Friends
06. Who Wants To Live Forever
07. Gimme The Prize (Kurgan’s Theme)
08. Don’t Lose Your Head
09. Princes Of The Universe
10. Forever
11. One Vision (Extended Vision)

12番目のアルバムです。
映画「ハイランダー」で使われた曲を収録しているアルバムです。
1980年代は、映画のサウンドトラックと有名ミュージシャンとのコラボが盛んで、クイーンもそのひとつとなったわけです。

また、1986年代はヘビーメタルバンド、ボンジョビやヴァン・ヘイレンなどが次々にヒット曲を出した時です。
それらの音楽を意識したのか、ヘビーメタル調の曲が目立つアルバムですね。

クイーンの魅力の1つ、ボーカルのフレディの力強い歌い方と歌唱力が、このアルバムで思う存分に生かされていると思います。
どのミュージックビデオも、フレディが体全体から声を出して歌う姿が強調されていて、観ていてスキッと爽快になるんですね〜

けれども、このアルバムを出した1年後にフレディはAIDSと診断されたので、このアルバムツアーがクイーンにとって最後になってしまいました。
本当に残念なことです・・・

さて、クイーンのおすすめアルバムランキングはついにここからトップ3です!
どんなアルバムがランクインしているのでしょうか?

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