RCサクセションの人気名盤アルバムランキングBest10をファンが選んでみた！

RCサクセションの人気おすすめアルバムランキング：第3位～第1位

第3位.「COVERS」

カバーズ

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RCサクセション USMジャパン 2005-11-23

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発売日：1988年8月15日
おすすめ曲：サマー・タイム・ブルース

問題のアルバムです。
反原発の歌「サマー・タイム・ブルース」を収録したこのアルバムは、発売元の東芝EMIの親会社である東芝が原子力関連企業だった為、この歌詞を問題視し、発売中止になりました。

結局キティーレコードから発売されるのですが、この騒動がきっかけで注目されていたため、オリコンチャート1位の売上となりました。
アルバムの内容は有名な曲のカヴァーアルバムで、清志郎の独特な和訳、意訳のセンスが光る秀逸な内容になっています。

また山口冨士夫、泉谷しげる、三浦友和、坂本冬美など多彩なミュージシャンがゲスト参加しそちらも話題を集めましたね。

アルバム全部の曲が時事ネタで批判的な歌詞ではなく、原曲歌詞に忠実な和訳だったり、完全な言葉遊びだったりと、バラエティーに富み本人達は「素直に楽しめる面白い作品」と評していました。
そうなんですよね。それくらいの「柔らかさ」はあってイイと思うんですけど。そう、「イマジン」。

第2位.「シングル・マン」

シングル・マン

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RCサクセション USMジャパン 2005-11-23

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発売日：1976年4月21日
おすすめ曲：スローバラード

「不遇の名盤」と呼んでいいと思います。
2枚目のアルバム「楽しい夕に」の後にもう録音されていたにも関わらず事務所問題などで暫くお蔵入りとなり、その後何とかリリースされ陽の目を見ますが売上不振で廃盤になりました。

しかしその後、ロックバンドへと変遷し注目を集めていく中、アルバム再発運動が起こります。
そうです。RCサクセションがフォークからロックへと移行していく重要なアルバムだったんですよ。

このアルバムは。１９８０年に再発されやはり高評価を得る事になりました。
その際、レコード会社は「こんな素晴らしいレコードを廃盤にしていたことを恥じ入り、反省している次第です。」と謝罪したそうです。

ちなみにアルバムジャケットのイラストは幼児児童絵画統覚検査図版のもの。
児童心理学の絵で精神状態を判断する資料なんだそうです。

清志郎の家にいっぱいあってそのうちの1枚を失敬してジャケットデザインにしたそうです。
そして内ジャケットの表紙を真似た写真を「あれが当時のリアルな日常だった。」と清志郎は証言しています。
かなり苦労したんですね（泣）。名曲揃いの名盤です。是非とも御一聴を。

第1位.「BLUE」

BLUE

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RCサクセション USMジャパン 2005-11-23

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発売日：1981年11月21日
おすすめ曲：多摩蘭坂

バンド編成になり、ロック/R&Bサウンドに変更するや、立て続けにアルバムを発表した頃のアルバムです。
前作の録音が軽いサウンドに仕上がってしまった反省から、一発録りを主としての録音となりました。

やっぱりこっちの方がRCらしいかな？売れてなっかた頃に書き溜めていた曲が大半で、そのためか武骨なロックサウンドとフォーク的な繊細なメロディーが見事に融和した秀作だと思います。

やっと混迷期を抜け出し、頭角を現しだしたRCサクセション。
いやいや逆かな？ようやく世間がRCサクセションの実力を知り始めたのかな？けど清志郎はまだ風呂のない部屋に住み、銭湯通いだったらしいです。

人間急には変われないって事ですかね。けど清志郎らしくてイイ話です。

ランキングまとめ

RCサクセションのおすすめアルバムランキングトップ10のおさらいです。

編集後記
～昭和男の思春期よもやま話～

う～ん。そうですねぇ。
さだまさし聴いてましたよ。親戚の叔父さんの影響で。
中島みゆきもそうかな？チラッと聴いてました。

やっぱり今となってはまっさんは偉大だと思いますね。
聴いてて良かったと思いますよ。まっさんは。ホントに。

あと、オフコース流行りましたね。
何枚かシングルEP買いましたよ。
オフコースは女子に人気があったし、歌詞も軟弱な感じ（当時の男子はそういった気質だったんですよ。）
で、「オフコース聴いてる。」とか言うと馬鹿にされるので隠してました。

あっ、あとアリス。ベーヤンとチンペイね。
それより、ソロになった矢沢永吉とか横浜銀蝿、あとシャネルズ（ラッツ＆スター）なんかが人気がありましたね。

あっ、永ちゃんは当然聴いてましたよ。
当時の男子の必須科目でしたから。
技術家庭の授業みたいなもので。
やっぱE.YAZAWA、グレートです。

YMOもハマりました。
これも少数派で、言うと白い目で見られたので黙ってました。
一応、テクノカットにはしてました。せめてもの主張。ひっそりとテクノ。

ここにたのきんトリオ、松田聖子、なめ猫、竹の子族、俺たちひょうきん族が入ってくるんだからもう大変でしたよ。
勉強してるヒマなんてありゃしません。えらいこっちゃ！大忙しの思春期。

そこにトドメの一撃がRCサクセション。
飛び込み営業のような同級生の持ち込みでした。

「ぜひとも当社おすすめのこちら、RCサクセション、御一聴を。これからキマすよ～。このバンド。今が買いですよ。シャチョーさん。」そんな感じでしたね。

「そうかね。チミがそういうなら、聴いてみようじゃないか。フムフム。」・・・衝撃でした。

日本語のロックなのにカッコイイ。
しかも独特のキヨシローの声。リアルな飾らない歌詞。

ずっと繰り返し聴きましたね。カセットテープで。以来聴き続けましたね。

そして年月を経て、ふと戻ってくるのもRCサクセション。
今は聴くと懐かしいってのもありますが、なんか「また頑張ろう」って思う方が強いかな？あの頃のように。

もう結構、体はガタガタだけど、気持ちだけは思春期で。まだまだこれからでしょ。
そうキヨシローに教えてもらったからね。

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