THE BLUE HEARTSの歌詞の魅力と意味は?名言ランキング10選!

さり気なく心に引っかかるような、自然な言葉がちりばめられたブルーハーツの詩は、より深く、ゆっくりと、生きている限り永遠に心に残り続けるような気がします。

ストレートにガツンと胸に突き刺さるような詩も魅力的ですが、少し遠まわしに気持ちを伝えるような言葉には、彼らの人間味が溢れ、時に愛おしいほどの親近感が持てます。

そんなザ・ブルーハーツの心に響く歌詞を、ランキング発表してみたいと思います。


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THE BLUE HEARTSの名言ランキング:第10位~第4位

第10位.「少年の詩」

少年の詩
THE BLUE HEARTS
ロック
¥250

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発売日:1987年5月21日
収録アルバム:「THE BLUE HEARTS

「別にグレてるわけじゃないんだ。ただこのままじゃいけないってことに気付いただけさ」

「このままじゃいけない」と思ったことは、誰にでもあるでしょう。
しかし「じゃあどうしよう、、、」と足踏みしてしまうこともあったはずです。
前に進むきっかけは、この1フレーズあれば十分。
行く先が決まらなくとも、とりあえず進めばなんとかなる、動かなければ何も変わらない。
気付くだけじゃダメなんです。


第9位.「英雄にあこがれて」

英雄にあこがれて
THE BLUE HEARTS
ロック
¥250

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発売日:1987年11月21日
収録アルバム:「YOUNG AND PRETTY

「月曜の朝の朝礼で手首を掻き切った。運動場のはしっこで悪魔が笑ってる」

思春期の色んな意味での不安定さが、痛々しく、危なっかしい。
そんな印象を受けます。

思い通りにならないもどかしさは、平和=カッコ悪い、などと安っぽく、稚拙な価値観でごまかされ、見えない敵に不毛な戦いを挑もうとします。

現代のドン・キホーテは、より派手なアクションで、何とかアイデンティティを保とうとしますが、そんな青春時代を過ごした人には、妙な親近感を感じる詩です。


第8位.「ミサイル」

ミサイル (リマスター・バージョン)
THE BLUE HEARTS
ロック
¥250

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発売日:1988年11月23日
収録アルバム:「Train-Train

「今夜僕はミサイルに、君は星になる。全てのルールちょっとだけ忘れて」

何かを暗喩するようなタイトルに、ロマンチックな歌詞。
心地よくも、何だがソワソワしてしまうのは、単に照れ臭くなるようなロマンスではないのを、直観的に感じられるからでしょうか。

NHK教育テレビの講義のテーマに取り上げられたこともあるそうで、ただのラブソングではないのは、この詩を読むだけで解って頂けるかと思います。

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第7位.「ナビゲーター」

ナビゲーター (リマスター・バージョン)
THE BLUE HEARTS
ロック
¥250

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発売日:1990年9月10日
収録アルバム:「Bust Waste Hip

「私はきっと悲しみの、真ん中あたりで泣いている。私はきっと喜びの、真っただ中で笑うんだ。」

シュールな歌詞が目立ち始めた、ブルーハーツ中期の曲の一節。
同アルバムに収められている「夜の中を」と共に、その歌詞には、淡々としたアコースティックな楽曲がしっくりときています。

哲学的な感じすらある同曲の詩の中で、この一節だけには、少し違った印象を受け、生きていくなかでの、ささやかな喜びや前向きな姿勢を感じます。


第6位.「1000のバイオリン」

1000のバイオリン
THE BLUE HEARTS
ロック
¥250

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発売日:1993年5月25日
収録アルバム:「STICK OUT

「思い出は熱いトタン屋根の上、アイスクリームみたいに溶けてった」

郷愁が漂う、少し切ない感じの歌詞が、軽快な曲調によって、よりその良さが引き立っています。
二度と帰らぬ、幼少の頃の思い出は、夏の暑さとともに、いつでも思い出すことができますが、思い出せるがゆえに、大人になった今の自分と現実に、あらためて向き合わせてくれます。

良くも悪くも、過去の自分が自分に忘れ去られることを連想させる、ほろ苦さを感じる詩です。


第5位.「夕暮れ」

夕暮れ
THE BLUE HEARTS
ロック
¥250

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発売日:1993年10月25日
収録アルバム:「DUG OUT

「夕暮れが僕のドアをノックする頃に、あなたをギュッと抱きたくなってる」

全てをのみ込んで、一日を終わらせようとする真っ赤な夕焼けに、呆然と立ち尽くしてしまう時、いいようのない、さみしさや不安に駆られることがあります。

何か大事なものを連れていかれるような、忘れてしまいそうになりそうな、でもどうする事もできない。
ギュッと強く抱きたくなるのは、失いたくないという強い気持ちの現れだと思います。
人の心の弱さを素直に肯定する詩で、同感します。

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第4位.「殺しのライセンス」

殺しのライセンス
THE BLUE HEARTS
ロック
¥250

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発売日:1990年9月10日
収録アルバム:「Bust Waste Hip

「可能性というやつを信じて、後戻りなんかしない」

子供の頃に憧れていたヒーローをイメージして歌にしているような、無邪気さを感じる歌詞です。
何かと不自由な日常生活の中で、自由奔放な言動で何にも縛られずに生きるのは、誰もが一度は夢見ることでしょう。

そんな非現実的なヒーローは、常にポジティブに物事を考え、行動する、たとえ僅かな可能性でも決してあきらめない美学に、安っぽい男のロマンを感じます。


さて、ザ・ブルーハーツの名言ランキングはここからトップ3になります!
どんな歌詞・名言が飛び出すのでしょうか?

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